明星大学は2023年8月20日、セキュリティ対策に興味をもつ初学者などを対象とした無料オンライン公開講座「はじめてのサイバーセキュリティ演習―ポストコロナ時代のサイバーセキュリティ―」を開講する。申込締切は演習参加7月26日、聴講参加8月13日。
明星大学情報学部では2015年度以降、後援各社の協力を得て、サイバー攻撃およびデジタルフォレンジックスに関する実機を用いた演習を、無料の公開講座として実施してきた。
現代では、ビジネスメール詐欺や身代金を要求するランサムウェア、大手ECサイトやスマホ決済システムを装ったフィッシングが増えるとともに、サプライチェーンを構成する関連企業・システムや、テレワークなどにより普及したさまざまなサービスも、サイバー攻撃の対象となっている。
そのような多様化する攻撃に対し、個人や企業などの組織として、適切なサイバーセキュリティ対策を導入・実施することが必要となる。そのためには、その対策で何を防げるのか、何を守るためにどこまでのコストをかけるのか、という意識が不可欠。ITの技術者として、あるいはITの善良なユーザとして、サイバー攻撃の実態を正しく理解し、適切な対策を講じていくためにも、攻撃者の考え方や具体的な手法を理解しておくことが重要だという。
そこで、情報学部と情報科学研究センターによる2023年の講座では、COVID-19を乗り越えつつある2023年現在の状況を踏まえた問題を設定し、サイバー攻撃手法の理解を目的とした演習をオンラインで実施する。
講座は演習形式で体験する演習型と、演習を行わない当日聴講型の2種類。演習型はチームでの協働作業となり、明星大学が用意する「Slack」を通じてチームメンバーと事前課題に取り組む。演習型は、高校生・高専生・大学生・大学院生の優先枠を設けたうえで、社会人も申込み可能となる。
参加費無料。定員は、演習参加が先着10チームで最大30人、聴講参加が先着50人。申込締切は、演習参加が7月26日、聴講参加が8月13日。申込みは、Webサイトの専用ページより行う。
◆はじめてのサイバーセキュリティ演習
日時：2023年8月20日（日）13:00～17:00
会場：オンライン ※アクセス方法は申込者へ連絡する
対象：セキュリティ対策に興味・関心がある初学者、どのような勉強から手を付けて良いわからない人、基礎的な知識を深めたい人、攻撃の実際的な手法について学びたい人
参加形式：
＜カテゴリー1＞演習参加
＜カテゴリー2＞聴講参加
定員：
＜カテゴリー1＞演習参加：先着10チーム（最大30人）
＜カテゴリー2＞聴講参加：先着50人
※応募条件があるため、明星大学情報学部オリジナルサイトを確認すること
申込締切：
＜カテゴリー1＞演習参加：2023年7月26日（水）まで
＜カテゴリー2＞聴講参加：2023年8月13日（日）まで
参加費：無料
申込方法：Webサイトの申込み専用ページより申し込む
