自殺予防週間に向け「声を聞かせて」4大臣連名メッセージ

 自殺予防週間(9月10日~16日)に向け2023年8月29日、厚生労働省の加藤勝信大臣、文部科学大臣、こども政策担当大臣、孤独・孤立対策担当大臣の連名メッセージが発表された。子供たちの不安や悩みの声に耳を傾け、声をかけを呼びかけている。

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あなたの声を聞かせてください
  • あなたの声を聞かせてください
  • 若世代のみなさんへ

 自殺予防週間(9月10日~16日)に向け2023年8月29日、厚生労働省の加藤勝信大臣、文部科学大臣、こども政策担当大臣、孤独・孤立対策担当大臣の連名メッセージが発表された。子供たちの不安や悩みの声に耳を傾け、声をかけを呼びかけている。

 自殺対策基本法において、毎年9月10日から16日の1週間は「自殺予防週間」と位置付けられている。2022年の自殺者数は前年を上回り、特に小中高生の自殺者数が過去最多となるなど深刻な状況となっている。

 厚生労働省は自殺予防週間に先立ち、こども家庭庁、文部科学省、内閣官房孤独・孤立対策担当室と連携し、8月1日から子供や若者の自殺防止に向けた取組みを強化するため集中的な啓発活動を実施。2023年度は、子供や若者向けのポスターや動画を夏季休暇中から掲示するとともに、自殺対策に関する相談窓口などの情報をまとめたWebサイト「まもろうよこころ」の周知などを通じて情報提供を行っている。

 自殺予防週間に向けたメッセージ「あなたの声を聞かせてください」と「若世代のみなさんへ」は、加藤勝信大臣(厚生労働省)、永岡桂子大臣(文部科学省)、小倉將信大臣(こども政策担当大臣/孤独・孤立対策担当大臣)が連名で発表。悩みをもつ若者へ「どうか1人で抱えこまないでください」と語りかけ、周りの大人には「あなたの声かけを待っている人がいます」と呼びかけている。

《川端珠紀》

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