東京女子大、3校と高大連携…普連土・東京女学館・三輪田学園

 東京女子大学は2023年10月、普連土学園中学校・高等学校、東京女学館中学校・高等学校、三輪田学園中学校・高等学校の3校と高大連携協定を締結した。新たな人物養成と教育的可能性の開拓などを目的としている。

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東京女子大学と普連士学園中学校・高等学校との高大連携協定
  • 東京女子大学と普連士学園中学校・高等学校との高大連携協定
  • 東京女子大学と東京女学館中学校・高等学校との高大連携協定
  • 東京女子大学と三輪田学園中学校・高等学校との高大連携協定

 東京女子大学は2023年10月、普連土学園中学校・高等学校、東京女学館中学校・高等学校、三輪田学園中学校・高等学校の3校と高大連携協定を締結した。新たな人物養成と教育的可能性の開拓などを目的としている。

 東京女子大学は1918年に設立し、初代学長は新渡戸稲造氏が務めた。キリスト教を教育の根本方針となし、女性に高度の教養を授け、専門の学術を教授研究し、真理と平和を愛し人類の福祉に貢献する人物を養成することを理念・目的としている。

 今回は、10月17日に普連土学園中学校・高等学校、および東京女学館中学校・高等学校、10月31日に三輪田学園中学校・高等学校との高大連携協定を締結した。10・11・12校目となる。

 普連土学園は、1887年にフィラデルフィアのキリスト教が設立。「Let Your Lives Speak」をモットーに、自由、平等、対話、平和主義という普遍的価値観を礎とし、培った力を他者のために活かせる成熟した人材の育成を目指している。

 東京女学館中学校・高等学校は1888年、伊藤博文氏を中心に設立された「女子教育奨励会」を母体として創立。教育目標は「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」で、他者を思う心、社会を視る目、自ら判断し行動する力を育てることを大切にしている。

 三輪田学園中学校・高等学校は1887年、漢学者・三輪田眞佐子氏により創立された完全中高一貫の女子校。「誠実で、自らの人生を自分自身で切り拓いていくことのできる逞しくもしなやかな女性」を育成する。

 高大連携協定により、相互の交流と連携を通じて、中学生や高校生の知的好奇心や、学ぶことへの熱意を育てる。また、大学の求める学生像および教育内容への理解を深め、新たな人物養成とそのための教育的可能性の開拓を目的としている。今後は、各校との教育に関わる交流や連携を強化するという。

《宮内みりる》

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