子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディは2023年11月27日、「お正月の子供の『おせち料理』事情」についての調査結果を公表した。おせち料理離れが進む傾向がみられ、2024年のお正月に食べる予定があるのは6割にとどまることがわかった。
調査は、メール配信を受信設定にしている全国のいこーよ会員を対象にインターネットアンケートで行った。調査期間は2023年10月13日から26日。サンプル数は865サンプル。調査分析はいこーよファミリーラボが実施した。
日本のお正月の伝統文化で昔は子供たちが心待ちにしたごちそう「おせち料理」。子供のおせち料理の好き嫌いをたずねたところ、「あまり好きではない」（27％）、「まったく好きではない」（12％）を合計すると約4割にのぼった。一方で「とても好き」との答えは6％にとどまり、子供のおせち料理離れの傾向がうかがえる。
好きなおせち料理については、子供の好きなおせち料理ランキングは、1位「栗きんとん」、2位「かまぼこ」、3位「伊達巻」、4位「黒豆」、5位「エビ」、6位には「（おせち料理に）好きなものがない」という答えが入った。保護者は1位「栗きんとん」、2位「黒豆」、3位「数の子」、4位「エビ」、5位「伊達巻」という結果になった。大人でも17位に「（おせち料理に）好きなものがない」という答えが入り、子供も大人もおせち料理離れの傾向がみられる。
おせち料理離れの傾向を受け、2024年のお正月に「（おせち料理を食べる予定が）ある」との回答は6割。2023年10月時点ですでに「食べない」と決めている家庭は2割を超えている。
