英検、24年度リニューアルに向け「特設サイト」12/7開設

 2024年度の実用英語技能検定(英検)3級以上の級で一部、問題形式がリニューアルされることから、日本英語検定協会は受験者や指導者向けに改定のポイントなどを掲載した「特設サイト」を2023年12月7日(予定)に開設する。

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2024年度の英検の問題形式リニューアルに関する特設サイト、12月7日公開予定
  • 2024年度の英検の問題形式リニューアルに関する特設サイト、12月7日公開予定
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 2024年度の実用英語技能検定(英検)3級以上の級で一部、問題形式がリニューアルされることから、日本英語検定協会は受験者や指導者向けに改定のポイントなどを掲載した「特設サイト」を2023年12月7日(予定)に開設する。

 今回のリニューアルは、現行の学習指導要領で求められる複数の技能を統合した言語活動など、新たな英語能力観を反映した出題形式を取り入れるために実施される。対象級は、1級、準1級、2級、準2級、3級の5つの級。

 現在予定されている変更は、Readingタスクが、1級~準2級で問題数を6問~10問削減。Writingタスクが、1級~3級で英作文問題の出題を1題から2題へ増やし、既存の「意見論述」に加え、1級~2級は「要約」問題、3級は「Eメール」問題を出題する。試験時間は、準2級が5分延長で80分、3級が15分延長で65分となる。2次試験は、準1級のみ、受験者自身の意見を問う問題(No.4)に話題導入文が追加される。

 12月7日に開設予定の特設サイトでは、各級の問題数、出題内容、試験時間の変更点に加え、1級~3級で追加されるWritingタスクの問題例・解答例・評価観点や、準1級Speakingタスクの出題例を掲載。このほか、安河内先生ライティング特別講義動画など学習のポイント解説や、問題形式リニューアルに関する「オンライン説明会」の案内など、随時最新情報を提供予定。

《川端珠紀》

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