【中学受験2024】学習塾が勧める「面倒見が良い中高一貫校」ランキング

 教育に関するさまざまなランキングを発表している大学通信は2023年12月、学習塾が勧める中高一貫校ランキング2023の「面倒見が良い中高一貫校」を発表。3位に常総学院(茨城・共学)、土浦日本大中教(茨城・共学)、桜丘(東京・共学)が同率でランクインした。1位と2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

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学習塾が勧める「面倒見が良い中高一貫校」ランキング2023<1位~10位>
  • 学習塾が勧める「面倒見が良い中高一貫校」ランキング2023<1位~10位>
  • 学習塾が勧める「面倒見が良い中高一貫校」ランキング2023<17位~29位>
  • 学習塾が勧める中高一貫校ランキング2023「面倒見が良い中高一貫校」

 教育に関するさまざまなランキングを発表している大学通信は2023年12月、学習塾が勧める中高一貫校ランキング2023の「面倒見が良い中高一貫校」を発表。3位に常総学院(茨城・共学)、土浦日本大中教(茨城・共学)、桜丘(東京・共学)が同率でランクインした。1位と2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 学習塾が勧める中高一貫校ランキングは、大学通信が首都圏の学習塾にアンケートを実施し、271の学習塾の塾長、教室長から回答を得た中から、項目別に独自に作成したもの。項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイントのようにして集計されている。

 「面倒見が良い中高一貫校」には、3校が同率3位でランクイン。大学通信は各校について分析しており、常総学院については「社会に貢献するリーダーの育成という教育目標のもと、特色ある教育を展開している」と評価。ネイティブによる少人数制英会話で4技能をバランス良く育成しているほか、キャリアアップ講座や校外学習など、進路や社会への興味・関心を深める取組みも充実。規則正しい生活習慣の確立を目指し、昼食は完全給食制で、月曜から土曜まで栄養士がバランスを考えた献立を用意するなど、生活面でも手厚くサポートしている。

 同じく3位の土浦日本大中教は、2007年に茨城県初の中等教育学校として開校。一貫教育のメリットを生かし、6年を2年ごと3タームに分けた教育を展開している。「1年次には、校長が指導する対話型の授業『グローバル・エシックス』を通して、身近な問題にも多様な意見があること、少数派を尊重しなくてはならないことなど、多様性の理解や思考力、リテラシーの育成に力を入れ、多角的な知を育んでいる」と紹介している。

 また、同じく3位の桜丘は、99年の歴史を誇る伝統校。「中学では、先取りよりも基礎力の定着を重視し、中学1年の英語授業では週7時間のうち5時間をネイティブ教員が担当。英語と数学の演習授業では習熟度別少人数クラス編成を採用し、AI機能を搭載した学習ソフトを活用して個別最適化したトレーニングメニューを提供している。高校では2021年度にコースを再編。生徒の興味関心に対応し、難関選抜・文理特進・グローバル探究・キャリア探究の4コースを用意している」と分析している。

 大学通信のWebサイトではこのほか、ランキング1位・2位の学校についても同様にランキング結果に結びついた分析を含め紹介している。1位の学校は14年連続で同ランキング1位となっており、面倒見の良さに定評があることがうかがえる。

【中学入試】学習塾が勧めるランキング2023…面倒見が良い中高一貫校
《畑山望》

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