【高校受験2024】47都道府県の出題傾向と対策…新学社

 新学社は2023年12月27日、2024年度公立高校入試に向けて、47都道府県の選抜情報を公表した。また、過去4年分の出題傾向についても国語・数学・英語・理科・社会の傾向と対策をWebサイトにまとめている。

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高校入試情報 各県の出題傾向/各県の選抜方法
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 新学社は2023年12月27日、2024年度公立高校入試に向けて、47都道府県の選抜情報を公表した。また、過去4年分の出題傾向についても国語・数学・英語・理科・社会の傾向と対策をWebサイトにまとめている。

 高校入試情報として、2020年度(令和2年度)から2023年度(令和5年度)の過去4年分の出題内容別・形式別傾向分析が教科ごとに一覧表で掲載されている。会員登録不要で、だれでも閲覧できる。

 たとえば、東京都立高校入試の英語について、リスニングでは放送文と英語の質問を聞いて、英語で答える問題が毎年出題されている。大問2は例年、表やグラフなどの資料を英文と関連づけて読み取る形式の短い読解問題が複数出題されている。長文・対話文読解では、内容に合う英文を完成させる問題や、本文の流れに合うように英文を並べかえる問題など、読解力を見る設問も多く出題されるという。

 神奈川県公立高校入試の国語は、記述問題が少なく、ほぼ選択問題で構成されているのが大きな特徴だという。選択肢が長く、一見正しい選択肢のように見えるが一部が誤っているなど、内容の要点を正確に読み取ったうえで正誤判断をする力が要求される。類題に多くあたり、選択問題の解き方を身に付けておくことが必要のようだ。

 大阪府立高校入試の数学は、体積や面積などの三平方の定理を利用した問題が例年出題されている。円周角の定理と組み合わせた問題もよく出題されるので、対策が必要である。また、2023年度は例年どおり図形の証明問題が出題された。B・C問題は全文記述式の出題であるため、記述式の証明問題への対策が必要だとアドバイスしている。

 このほか、高校入試情報として、2023年と2024年の各都道府県の選抜方法や、高校合格体験記が掲載されている。新学社は、家庭教材「月刊ポピー」や、小学校・中学校で使用されるドリル、ワークブック、問題集、資料集、進学教材、テスト、デジタル教材などを発行している。

《田中志実》

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