【大学受験2024】国公立大医学部、配点や数理の出題範囲

 SAPIX YOZEMI GROUPが運営する医学部合格を目指す受験生のための総合情報サイト「医学部研究室」は2024年1月30日、2024年度国公立大学選抜方法に「一般選抜(科目・配点)」「二次試験の数学・理科の出題範囲」を掲載した。

教育・受験 高校生
2024年度国公立大学選抜方法「一般選抜(科目・配点)」
  • 2024年度国公立大学選抜方法「一般選抜(科目・配点)」
  • 2024年度国公立大学選抜方法「二次試験の数学・理科の出題範囲」

 SAPIX YOZEMI GROUPが運営する医学部合格を目指す受験生のための総合情報サイト「医学部研究室」は2024年1月30日、2024年度国公立大学選抜方法に「一般選抜(科目・配点)」「二次試験の数学・理科の出題範囲」を掲載した。

 「一般選抜(科目・配点)」は、2024年度国公立大学医学部医学科の一般選抜の入試科目と配点をまとめたもの。大学ごとに共通テストと2次試験の受験必須教科・科目と配点、必須教科内の選択科目と配点を一覧にしている。

 たとえば、東京大学は共通テストで英語200点、国語200点、数学200点、地歴公民100点、理科2科目200点の計900点を110点に換算。2段階選抜の予定倍率は3.0倍。2次試験は、英語120点、国語80点、数学120点、理科2科目120点の計440点で、面接も必須となっている。

 一方、「二次試験の数学・理科の出題範囲」では、2024年度国公立大学医学部医学科の2次試験における数学・理科の出題範囲を大学ごとにまとめている。

 各大学の出題範囲は、原則として「数学」はI・II・III・Aの全範囲と、Bの数列・ベクトル。「理科」は物理+物理基礎、化学+化学基礎、生物+生物基礎の全範囲。特記事項がある場合には、注釈として記載している。

 たとえば、岐阜大学は「数学」I・II・III・AとBの数列・ベクトル。「理科」は物理+物理基礎(全範囲)、化学+化学基礎(全範囲)、生物+生物基礎(全範囲)。数学Iは「データの分析」を除く。数学Aの「整数の性質」については、小学校算数と中学校数学で学んだ知識を前提にして問うこともあるとしている。

 鹿児島大学は、「数学」I・II・III・A・B。「理科」は物理+物理基礎(全範囲)、化学+化学基礎(全範囲)、生物+生物基礎(全範囲)。数学Bの「整列」「ベクトル」「統計」は選択解答。数学のすべての出題科目において、数学Iの知識を有することを前提とする。

 2024年度国公立大学医学部選抜方法ではこのほか、各大学の入学定員と募集人員、総合型・学校推薦型選抜、面接の評価方法についても取りまとめている。なお、掲載情報については、必ず各大学の募集要項で確認してほしいとしている。

《奥山直美》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top