【高校受験2024】千葉県公立高「理科」で出題ミス、全受検者に加点

 千葉県教育委員会は2024年2月21日、2024年度(令和6年度)千葉県公立高等学校入学者選抜の本検査2日目の学力検査「理科」において、解答するには説明が不十分な問いがあったため、受検者全員に3点を与えると発表した。

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  • 令和6年度千葉県公立高等学校入学者選抜の本検査「理科」について

 千葉県教育委員会は2024年2月21日、2024年度(令和6年度)千葉県公立高等学校入学者選抜の本検査2日目の学力検査「理科」において、解答するには説明が不十分な問いがあったため、受検者全員に3点を与えると発表した。

 2024年度千葉県公立高等学校の一般入学者選抜は、2月20日に国語・数学・英語、21日に理科・社会の学力検査を実施した。

 理科の学力検査では、化学分野の「金属の酸化」に関する大問8の(4)において、「加熱を途中でやめて」という問題文の記述が、解答するには説明が不十分であり、必要な条件が不足していた。この出題では、問題文に「このときできる酸化銅は、すべての銅原子と酸素原子とが1:1の割合で結びついた化合物であるとする」という条件が必要だったという。

 千葉県教育委員会は、大問8(4)について「理科」受検者に3点を与えることを決めた。今回の対応については、中学校を通して受検者に事情を説明するとともに、千葉県教育委員会Webサイトで周知。千葉県総合教育センター学力調査部で問合せに応じている。

《奥山直美》

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