【高校受験2024】愛知県公立高校入試<理科>講評…化学と物理やや難化

 2024年2月22日(木)、2024年度(令和6年度)愛知県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2024】愛知県公立高校入試<理科>講評
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 2024年2月22日(木)、2024年度(令和6年度)愛知県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。

 リセマムは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<理科>講評(京進 提供)

大問1 電子線(物理) 、物質の性質(化学) 〔易〕
大問2 刺激と反応(生物) 〔標準〕
大問3 水溶液の電気分解(化学) 〔やや難〕
大問4 浮力(物理) 〔やや難〕
大問5 火山と火成岩(地学) 〔標準〕
大問6 月の満ち欠け(地学),細胞分裂と植物の成長(生物) 〔標準〕

 6題の大問構成、20問の小問数は昨年と同様。全問選択肢から選ぶが、正解を出すためには、複数の項目について解答しなければならない問題が多く、正確な知識が必要とされている。また、計算が必要で数値を選ぶ必要があるものが全体の約半分あり、正確な計算力も求められている。

 大問2は、電気分解が主題であるが、原子の質量比や中和反応など、幅広い化学の理解がないと正答できない問題であった。大問4は、浮力にてこが組み合わさった問題があり、この分野の総合力が必要な問題であった。ほとんどの大問で「実験・観察とその結果」は長めの説明文と表やグラフで与えられるので、文章を正確に読み取る力と扱われる数値の意味を解釈する力が必要である。


 このレポートは2024年2月22日(木)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。
 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

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