福岡県教育委員会は2024年2月26日、2024年度（令和6年度）公立高等学校一般入試の確定志願状況を発表した。全日制県立高校の入学定員2万2,160人に対し、志願者数は2万5,128人、倍率は1.13倍。
2024年度福岡県立高等学校の一般入学者選抜は、2月13日から20日正午（学区外からの志願者については2月26日正午）まで出願、2月21日から26日正午まで志願先変更を受け付けた。全日制県立高校の志願状況は、入学定員2万2,160人に対し、志願者数は2万5,128人で、倍率は1.13倍。志願変更前から志願者は20人増加した。
学校・学科ごとの倍率は、修猷館（普通）1.71倍、筑紫丘（普通）1.34倍、東筑（普通）1.25倍、福岡（普通）1.46倍、城南（普通科・理数コース）1.95倍、明善（普通・コースを除く）1.20倍・同（普通・総合文科コース）1.43倍、小倉（普通）1.28倍、春日（普通）1.42倍など。
もっとも倍率が高かったのは、筑紫丘（理数）2.93倍。そのほか、明善（理数）2.48倍、新宮（理数）2.10倍、城南（普通科・理数）1.95倍、朝倉光陽（普通）1.83倍など。
全日制市立高校は、入学定員1,920人に対して、2,251人が出願、倍率は1.17倍。もっとも倍率が高かったのは、福翔（総合）1.50倍。また、全日制組合立高校は、入学定員200人に対して、452人が出願、倍率は2.26倍となった。
なお、志願状況における入学定員および志願者数には、帰国生徒など特別学力検査合格内定者数、特色化選抜合格内定者数、推薦入学合格内定者数、併設中学校からの入学予定者数が含まれる。全日制高校の内定者数はそれぞれ、県立が1万2,050人、市立が1,234人、組合立が152人。
福岡県立高校一般入学者選抜は、学力検査を3月5日に実施。合格発表は3月15日に行う。
