大学受験は現役志向?それでも「浪人」を選ぶべき3つの理由

 近年では、浪人して第一志望にチャレンジするより現役入学志向が強まっているが、浪人経験者からは「浪人して良かった」との声が圧倒的に多い。果たして浪人生はどのような日常を送っているのか。その経験は本人や家族にとって、どのような意味があったのか。駿台予備学校で1年間の浪人を経て進学した3人の現役大学生、さらに保護者にも話を伺った。

教育・受験 高校生
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左から、加藤さん、原さん、太田垣さん
  • 左から、加藤さん、原さん、太田垣さん
  • 駿台予備学校・大阪校出身、東京大学理学部生物情報学科4年生の太田垣 匠さん
  • 駿台予備学校・立川校出身原 一橋大学経済学部1年生の原 麻優子さん
  • 駿台予備学校・横浜校出身 日本医科大学医学部3年生の加藤壮一郎さん
  • 左から、太田垣さん、原さん、加藤さん

 少子化に伴い、大学は全入時代を迎えている。また、近年では、浪人して第一志望に再チャレンジするより、入学できる大学に進学することを優先する現役志向が強まっている。確かに浪人といえば、先が見通せない不安から、なるべく子供には経験させたくないと思うのが親心であろう。ところが、浪人を選択した人からは、「浪人して良かった」「人生の貴重な時間だった」との声が圧倒的に多い。

 果たして浪人生はどのような日常を送っているのか。また、浪人経験は本人や家族にとって、どのような意味があったのか。駿台予備学校(以下、駿台)で1年間の浪人を経て進学した3人の現役大学生、さらに保護者にも話を伺った。

【話を聞いた人】
太田垣 匠さん:東京大学理学部生物情報学科4年生(駿台予備学校・大阪校出身)
原 麻優子さん:一橋大学経済学部1年生(同・立川校出身)
加藤 壮一郎さん:日本医科大学医学部3年生(同・横浜校出身)

浪人したのは「第一志望をあきらめたくなかったから」

--大学受験では現役志向が強まっていると言われていますが、なぜ皆さんは浪人を選んだのでしょうか。また、浪人を決めた際のご家族の反応はいかがでしたか。

太田垣さん:僕は兵庫県の公立高校出身なのですが、そこでは入学時より先生から「自分が本当に行きたい大学以外は受けなくて良い」と言われ続けていました。僕は、「目指すなら東大」という気持ちが強かったので、現役で受験したのは東大だけ。でも、力及ばず不合格だったので、浪人することになりました。

 ただ、先ほどお話しした校風のとおり、第一志望にこだわり、浪人することを厭わない人が周囲に多かったので、自分が浪人することに抵抗はありませんでした。母は少し心配していたかもしれませんが、父は僕がもう一度東大にチャレンジすることを応援してくれました。

原さん:私の場合は現役時に合格した大学もあったのですが、第一志望は不合格でした。不合格を知ったときには自分が受験勉強をやりきった実感がなく、「今度こそ本気でやってみよう」と思い、浪人して再チャレンジすることにしました。兄も浪人しており、両親は「あなたのやりたいことを応援する」と快く認めてくれましたが、金銭的な負担をかけてしまうので、「浪人させてください」と頭を下げました。

加藤さん:僕は医学部志望で、現役のときにはどこにも受からなかったので浪人一択でした。僕が通っていた中高一貫校は「中高6年間は青春を満喫する」という自由な校風で、「7年制」と言われるほど昔から浪人が多いので、僕も太田垣さん同様、浪人することに抵抗はありませんでした。父も浪人経験があったので、わが家も浪人には理解がありましたが、親が駿台の授業料を振り込むときに立ち会い、目の前に積まれたお金を見て背筋が伸びる思いをしたのを今でも覚えています。

基礎からスタート 達成感を感じさせる予備学校生活

--浪人について、どのようなイメージをもっていましたか。実際に浪人してみて、そのイメージはどのように 変わりましたか。

太田垣さん:現役のころに予備校の生活をイメージすることは難しかったのですが、実際に駿台に入学してみると、朝から時間割に沿って授業が行われ、「高校とあまり変わらない」というのが最初の印象でした。「学校と同じなら、思ったほど苦痛ではないかもしれない」と感じましたね。

原さん:私も、駿台に入るとクラスがあり、クラス担任がいて友達もできたので、学校みたいだと思いました。現役のころは、「浪人生活って勉強一色なのかな」と思っていたのですが、友達とは浪人生ならではの悩みを共有でき、1年間心の支えになりました。

加藤さん:僕は現役時代に勉強量が足りていない実感があったので、駿台に入学する前はそもそも駿台の授業についていけるのかが不安でした。けれども入学してみると、最初は基礎レベルからしっかりと教わり、徐々にレベルが上がっていくカリキュラムになっていたので、現役時代に理解が曖昧だったことがどんどん明らかになっていく手応えを感じました。

太田垣さん:駿台は基礎を大事にするので、夏休みまではしっかりと基礎を身に付けて、秋以降は応用に取り組むスタイルですよね。

原さん:私も、現役時代にはやるべきことをやり切れなかった後悔があった分、基礎から漏れのないよう、一歩ずつ着実に進められたのはありがたいことでした。

駿台予備学校・立川校出身 一橋大学経済学部1年生の原 麻優子さん

授業は休まず自習室をフル活用 息抜きも大切に

--駿台では浪人生としてどのようなスケジュールで過ごしていましたか。1週間の勉強スタイルを教えてください。

太田垣さん:僕はすべての授業に出席しました。「自分が必要ないと思う授業には出ない」と決めている浪人生もいるようですが、志望校に落ちた以上、まずは謙虚でありたいと思ったからです。

 平日は朝からいくつか授業を受けて、その後は18時くらいまで自習室で勉強し、夕食は家で食べるようにしていました。土日も必ず自習室に行って勉強していましたが、途中で息切れするよりは7~8割ほどのペースで継続できるほうが良いと思い、あまり詰め過ぎないことも意識していました。僕が通っていた大阪校は緑地公園の中にあるので、息抜きを兼ねて友達と2時間ぐらい散歩することもありました。

原さん:私も「授業は絶対に休まない」をモットーにしていました。毎日18時ころに軽食を取りつつ、自習室が閉まる21時まで勉強していました。自分で日々のノルマを決め、自習室で終わらせることができなかった日は帰宅後にも勉強しました。ただ、睡眠不足になると体調を崩しやすいため、睡眠時間だけは削らないように気をつけていました。自習室で長時間勉強していると眠くなることもありましたが、その場合は無理をしないで15分だけ寝るなど、メリハリをつけることを意識していました。

加藤さん:僕はコロナ禍での浪人生活だったので、前半はオンライン授業のみでした。後半にはオンラインと対面の選択ができるようになったのですが、駿台のクラス担任からは、できる限り対面授業に来るように、そしてすべての授業に出るようにと言われました。やはり周りに人がいたほうが適度な緊張感もあってやる気が出たので、結果的には対面授業に出席してとても良かったと思います。授業の後も校舎に残り、自習室で勉強してから帰宅し、家では好きなアニメを観るなど息抜きをする時間も取っていました。

--勉強について、自分なりにこだわっていたことはありますか。

太田垣さん:隙間時間の使い方です。古文などの暗記系は寝る前の3分で覚え、朝の3分で確認するようにしていました。この時間は、日中の30分に匹敵するほど価値があったと思います。また、移動時間も有効に使いたかったので、電車の中では英語を聞きながらボソボソとシャドーイングをしていました。

 もう1つは予習・復習を大事にしたことです。すべての科目で予習・復習の進捗が一覧できるようにエクセルでリストを作り、終わったら丸をつけて管理していました。漏れがあればすぐに気付けますし、全部丸がついているのを見ると自信にもなりました。

原さん:私は付箋の活用です。毎日、その日のノルマを1つずつ付箋に書き、やり終えたら捨てていくようにしていました。また、1週間単位でのスケジュール管理も効果的でした。月曜日から金曜日はその日の授業の復習をし、週末は1週間の総復習に当てることで復習を念入りに行い、知識や解法の定着につなげることができました。

加藤さん:僕は解けなかった問題の復習法です。解けなかった問題があれば、まず赤ペンで印をつけておき、2回目も解けなければ黄色で、さらに3回目も解けなければ緑色でと色を変えていき、さすがにそれ以上だと酷い見た目になってくるのですが、そうなると「今度は絶対に解こう」とモチベーションが上がりました。

 自習室の使い方にもちょっとしたこだわりがありました。僕は開放的な空間が好きなので、個室ブースではなく、教室型の自習室で勉強していたのですが、周りに人の気配を感じながら黙々と勉強することは、実は入試本番の雰囲気にも似ていたので、普段から慣れておくことができて良かったと思います。

駿台予備学校・横浜校出身 日本医科大学医学部3年生の加藤 壮一郎さん

スランプ時には、友達やクラス担任の言葉が励みに

--浪人時代、スランプだと感じたことはありましたか。そこからどのように立ち直りましたか。

太田垣さん:秋になって、模試の順位が下がったことです。現役生が追い上げてくるので、悔しかったですね。ただ、結果ばかりにとらわれず、「自分がやるべきことをやる」に徹しようと、気持ちを切り替えました。それでも不安になったときにありがたかったのは、駿台の友達の存在です。浪人生の中には「予備校は勉強する場所だから友達は作らない」という人もいますが、僕にとっては高い目標を掲げて頑張っている同志の存在は貴重でした。

原さん:私も秋の模試で順位が下がったときには落ち込みましたが、悩んでも成績は上がらないので、今までやってきたことをただ続けるしかないと自分に言い聞かせました。毎週、駿台の高卒クラスでは「ロングホームルーム」という時間があるのですが、そこでクラス担任の言葉に励まされることも多かったです。

加藤さん:僕も自分では頑張っているつもりなのに、模試の成績がなかなか上がらずに悩みました。クラス担任に相談したら、「模試は弱点を教えてくれる健康診断のようなもの。だから弱点がわかってありがたいよね」と励まされ、前向きにとらえることができました。

 また、予習でテキストの問題がまったく解けずに辛かったときには「予習は、授業で解説を聞いて、自分はどこがわからなかったのか、何が足りなかったのかを理解するためのもの」とアドバイスされました。このアドバイスをきっかけに授業に向かう姿勢が変わり、わからなかった問題が解けるようになっていくことが嬉しいと感じられるようにもなりました。

--皆さんは、スランプをスランプだと落ち込むのではなく、友達やクラス担任に相談しながら、成長のチャンスに変えていったのですね。次は授業について伺いたいのですが、浪人時代を振り返って、今でも印象に残っている授業はありますか。

太田垣さん:現代文の授業です。おかげで論理的思考力が強化され、今、大学で専門書を読むときにも、授業で教わった文章を読むスキルが非常に役立っています。また、生物の授業も印象に残っています。ある先生は写真や小物を使ったり、オリジナル問題にいろいろなキャラクターを登場させたりと、僕らが楽しみながら授業を受けられるように工夫してくださっていて、プリントもとてもわかりやすく、いつの間にか難しい問題が解けるようになっていました。

原さん:第一志望の一橋大学経済学部は数学の配点が高く、自習でも数学には力を入れるようにしていたのですが、後期の授業になると応用問題が増え、予習の段階ではなかなか答えに辿り着けなくなりました。そのようなときに、数学の授業で、まず問題のどこに着眼し、どう解き進めるかを示した後に、2次の記述式試験を見据えてどのように解答を書けば良いのかをとても丁寧に板書してくださいました。この流れで授業をしてくださったおかげで、テキストに載っているその問題だけが解けるようになるのではなく、類題への対応力や、1つの問題にさまざまな単元からアプローチできる柔軟な思考力が鍛えられました。

加藤さん:僕は医学部志望なのに理系科目が苦手だったのですが、駿台で基礎からしっかりとやり直す際にどの授業も丁寧でわかりやすかったので、1年間で随分と克服できたと思います。特に、生物の授業はいつも楽しみで、先生のオリジナルテキストは基礎から応用まで充実していて、ボロボロになるまで使い込みました。

 「入試問題は結局のところ、教科書の範囲からしか出題されない。だから教科書を何万回も読め」と繰り返し強調されていたので、どのような問題でも、必ず教科書に目を通すようにしていました。講義の中には医学に関連するトピックも多く、医学への関心が高まり、受験へのモチベーションが上がりました。

太田垣さん:駿台でどの先生も共通して常々おっしゃっていたのは「基礎を疎かにするな」ということでした。「基礎=簡単」ではなく、基礎こそが学力の磐石な土台になるという、大学で学ぶうえでも非常に大切なことを教えていただいたと思います。

駿台予備学校・大阪校出身、東京大学理学部生物情報学科4年生の太田垣 匠さん

浪人で謙虚、自律、感謝を知る

--駿台での浪人生活で自分はどのように成長したと思いますか。

太田垣さん:勉強面では、現役のときにはまったく足りていなかった理科の得点力が浪人の1年間で倍増しました。精神面では、僕は現役時代まではまさに「井の中の蛙大海を知らず」だったのですが、駿台で浪人して上には上がいることを知り、謙虚になれたと思います。負けず嫌いで完璧主義だったのも緩和されて、「いちばんでなくても、合格できれば良い」と思えるようになったことで随分と楽になりました。もし、現役で東大に合格していたら、大した実力もないのにプライドだけは高い傲慢な人間になっていたかもしれません。

原さん:私は浪人生活を通じて、両親や周りへの感謝の気持ちが芽生えました。浪人の1年間というのは、勉強だけしていれば良いという、ある意味とても贅沢でありがたい時間でしたね。また、受験は「いかに誘惑に勝つか」という自分との戦いであり、そうやって自分と正面から向き合えたのも貴重な経験でした。ある意味では何でもできる自由な時間がたっぷりとある中で、自分を律する力、目標に向かって努力し続ける力が身に付いたと感じます。だからこそ、たとえ第一志望に落ちていたとしても、「浪人生活を経験できて良かった」と、浪人を選んだことに後悔はなかったと思います。

加藤さん:僕も、自分の目標に向かう覚悟を決めて1年間努力したこと自体が、成長につながったと感じます。今、振り返ると、中高時代はとても恵まれた環境で、6年間ぬるま湯に浸かっていた僕にとって、浪人は人生で必要な過程だったのだと思います。学力面でも6年間の中だるみの影響が心配だったものの、わからないところは先生に質問に行けばどの教科でも親切に答えてくださり、思っていた以上にアットホームな雰囲気の中で、先生やクラス担任に助けてもらったことが多かったです。

浪人してよかったと思う3つの理由

--保護者の皆さんは、お子さんの浪人生活に対して不安を抱いていらっしゃるかもしれません。保護者の方々へも、メッセージをお願いします。

太田垣さん:保護者の方々は、浪人生活が具体的にイメージできないと不安に感じてしまうかもしれませんが、今日僕らがお話ししたように、意外と高校生活と変わらないものです。そして何より、浪人という選択は、お子さんの今後の人生にとって人間的に大きく成長できる機会であり、貴重な人生経験になるはずです。

原さん:私は浪人の1年間、親が「がんばったことは無駄にはならないよ」と応援し続けてくれたことに本当に感謝しています。現役で合格した大学もありましたが、浪人して第一志望に合格したときには、現役のときとは比べものにならないほど嬉しく、諦めずに頑張って良かったと心から思いました。もし、お子さんが受験の結果に心から満足できていないのなら、もう一度挑戦したいという気持ちを尊重してあげてください。

加藤さん:僕も、浪人させてくれた親には本当に感謝しています。浪人して初めて、予備校の授業料から食事、洗濯など、それまではやってもらって当たり前だと思っていたひとつひとつのことにありがたみを感じるようになりました。浪人生活は人生の波でいうと底辺の時期でしたが、振り返ると、辛かった以上に良い経験だったという気持ちのほうが強いです。

 特に医学部は、多浪や他学部からの再受験も珍しくありません。経済的な負担は気になりましたが、現役医師の先生から「お金のことは心配するな」「医師になって返せば良い」と言われました。医師になりたいのであれば現役で医学部に受からなくても妥協せず、悔いが残らないように再挑戦してほしいですし、保護者の方々にはお子さんを信じて応援してあげてほしいと思います。

浪人を選んでよかったと思う3つの理由

●夢を諦めず、行きたい大学の合格を勝ち取れた
●自分を律する力、高い目標に向かって努力できる力が身に付き、成長できた
●謙虚さと、親や周りの人々への感謝の気持ちが芽生えた


保護者から見えた浪人生活とは

太田垣匠さんのお母様:入試以前は、自分の学力に見合った大学に行けば良いのにという思いはありましたが、さらに上を目指したいという本人の強い気持ちを尊重しました。体調面にだけは注意して見守り、勉強の進み具合や模試の結果は一切気にせず、本人がモチベーションを維持して入試本番まで全力投球できることを願って1年間を過ごしました。「挫折を味わっても立ち直ることができる」という貴重な経験から、精神的に強くなったのではないかと感じています。自分と向き合い、進路についてじっくりと考えることができたようなので、今後も自分が納得して選んだ道を進んでもらいたいと思います。

原麻優子さんのお父様:現役での受験が終わったある日、「もう1年受験勉強させてほしい」と娘が真っ直ぐに向き合ってきました。このひとことは私の心に響き、納得できない自分自身を勉強という形で磨き、自分の道を切り拓きたいという娘の決心は最大限に尊重すべきと考えました。経済的には厳しかったのですが、妻と全力で応援しようと決め、その気持ちは1年間変わりませんでした。最終的には第一志望合格という形で終えることができましたが、もし不合格だったとしても、浪人時代にただひたすらに自分の夢の実現のために勉強と向き合ったことは、何物にも代え難い経験だったと思います。親の庇護のもとでおどおどしていたのが嘘のように活動的になっていると感じるのは父親の欲目かもしれませんが、心が成長した証なのだと思っています。

加藤壮一郎さんのお母様:ちょうどコロナ禍で、浪人生活はすべてがオンラインからのスタートとなり、果たして合格までたどり着けるのか心配でしたが、本人の「もう一度医学部にチャレンジさせてほしい」という言葉を信じ、見守ろうと思いました。悩みごとがあればクラス担任に相談し、わからないことは先生に質問に行くなど、自分なりに頼るべき人に頼りながらひとつずつ乗り越えていったようで、とても手厚く支えていただき、心から感謝しています。浪人生活を通じて、継続が力になること、最後まで諦めないことがいかに大切かを経験でき、精神的にたくましくなったように思います。

左から、太田垣さん、原さん、加藤さん

 浪人を経て、将来の夢に向かって歩んでいる3人の大学生たちの率直な答えからは、浪人生活がいかに貴重な成長の機会であったかが伝わってくる。異口同音に「感謝」という言葉が繰り返し出てきたことが印象深い。「大人の私は、1年をどれほど大事に過ごしているだろう」と自問すると、目標に向けて努力する10代の1年間は、暗黒どころか、金色に輝く貴重な日々ではないかと思った。

第一志望は、ゆずれない。
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駿台予備学校・高卒生(浪人生)クラス
《なまず美紀》

なまず美紀

兵庫県芦屋市出身。関西経済連合会・国際部に5年間勤務。その後、東京、ワシントンD.C.、北京、ニューヨークを転居しながら、インタビュア&ライターとして活動。経営者を中心に600名以上をインタビューし、企業サイトや各種メディアでメッセージを伝えてきた。キャッチコピーは「人は言葉に恋♡をする」。

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