司法試験予備試験、2024年は1万5,764人が出願…940人減

 2024年(令和6年)司法試験予備試験の短答式試験が2024年7月14日、全国7都市の9会場で実施される。法務省によると、出願者数は前年比940人減の1万5,764人で、東京都(周辺試験地含む)の出願者が62.72%を占め最多となった。最終合格発表は2月6日に行われる。

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令和6年司法試験予備試験の出願状況について
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 2024年(令和6年)司法試験予備試験の短答式試験が2024年7月14日、全国7都市の9会場で実施される。法務省によると、出願者数は前年比940人減の1万5,764人で、東京都(周辺試験地含む)の出願者が62.72%を占め最多となった。最終合格発表は2月6日に行われる。

 司法試験予備試験は、法科大学院を経由しない者にも法曹資格を取得する道を開くために設けられた試験。司法試験予備試験に合格すると、合格発表日後の最初の4月1日から5年を経過するまでの期間に実施される司法試験を受験できる。

 2024年(令和6年)司法試験予備試験の出願者数は1万5,764人で、前年(2023年・令和5年)の1万6,704人と比べて940人減少した。試験地別にみると、東京都(周辺地域含む)が9,887人ともっとも多く、62.72%を占めた。

 今後は、2024年8月1日午後5時ごろに短答式試験の合格発表、9月7日と8日に論文式試験、12月19日午後4時ごろ論文式試験の合格発表、2025年1月25日と26日に口述試験を実施。最終合格発表は2月6日午後4時ごろを予定している。

 なお、2023年(令和5年)司法試験の結果によると、予備試験合格者353人が受験(出願は358人)し、そのうち327人が合格、合格率は92.6%だった。

《中川和佳》

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