横浜市教育委員会は2024年8月16日、南高校・南高校附属中学校の中高一貫教育を充実させるため、2026年度から高校での生徒募集を停止する方針を明らかにした。
横浜市教育委員会は2023年度、南高校・南高校附属中学校について、中高一貫教育をさらに充実させることを目的として検証を実施。今回、これをもとに、今後の目指すべき方向性などを取りまとめ、「南高等学校・南高等学校附属中学校中高一貫教育推進プラン」を策定した。
中高一貫教育の推進にあたり、高校での生徒募集は、現在中学2年生が受験する2026年度から停止する。附属中学校からの募集定員については変更は行わず、現行の学校施設を活用し、少人数授業等の教育活動を継続しながら、個別最適な学び・協働的な学びを充実させるとしている。
カリキュラムについては、6年間を見通して学べるよう再編成し、探究活動についても2026年度から中高一貫化する。2024年度からはグローバルリーダーの育成に向け、国際交流等の海外プログラムの充実を図り、中高一貫教育校としての強みを生かす教育を段階的に進めていく。