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東京都、子育て支援制度レジストリ公開…情報を集約

 東京都と一般財団法人GovTech東京は2024年11月28日、都内区市町村および東京都の子育て支援制度レジストリをオープンデータとして公開した。これは「東京デジタル2030ビジョン」に基づき、都民サービスの変革を目指す子供DXの一環として行われたもの。今回の公開により、子育てに必要な情報を先回りで提供する仕組みが構築される。

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「プッシュ型子育てサービス」の利用例
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 東京都と一般財団法人GovTech東京は2024年11月28日、都内区市町村および東京都の子育て支援制度レジストリをオープンデータとして公開した。これは「東京デジタル2030ビジョン」に基づき、都民サービスの変革を目指す子供DXの一環として行われたもの。今回の公開により、子育てに必要な情報を先回りで提供する仕組みが構築される。

 この取組みは、子育て支援制度に関するデータを一覧化し、東京都オープンデータカタログサイトで公開することを目的としている。公開されたデータは、都内60区市町村および東京都の約7,260の制度を含み、育児関係の補助金や子育て相談窓口などがおもな内容となっている。これにより、子育て中の家庭が必要な情報を迅速に得られる環境が整うことが期待される。

 データは用途を問わず二次利用が可能であり、幅広い用途での活用が見込まれている。特に、プッシュ型子育てサービスのような新しいサービスの創出が期待されている。また、データを活用したサービスや事例があれば、東京都に報告するよう呼びかけている。

 このプロジェクトは、「『未来の東京』戦略」の一環として進められており、特に「妊娠・出産・子育て全力応援プロジェクト」や「TOKYO Data Highwayプロジェクト」といった戦略に基づいている。これにより、東京都は子供の笑顔を増やすための施策を強化し、スマート東京の実現を目指している。

《神林七巳》

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