文部科学省 国立教育政策研究所は2026年7月16日、2026年度(令和8年度)「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果を公表した。小・中学校の各教科別の平均正答率と、中学校英語のIRTバンド分布などが明らかになった。
2026年度の全国学力テストは、小学6年生と中学3年生を対象に、4月20日~5月29日に実施。小学校は国語と算数、中学校は国語、数学、英語を対象とした。英語は今回から、「話す・聞く・読む・書く」の4技能すべてをCBT(Computer Based Testing)で実施している。
各教科の全国平均正答率(国公私立)は、小学校が国語61.1%(13問中7.9問)、算数56.6%(16問中9.1問)。中学校は国語64.2%(15問中9.6問)、数学57.4%(16問中9.2問)だった。
中学校英語は、4技能の平均IRTスコアが499。IRTバンド分布は、バンド1が6.4%、バンド2が27.1%、バンド3が36.2%、バンド4が24.7%、バンド5が5.7%となり、理想的な正規分布(バンド3が約40%、バンド2と4が約23%、バンド1と5が約7%)に近い分布を示した。
なお、全国学力テスト全体では、都道府県別の平均正答率や都道府県別の平均スコアや分布のばらつきも狭い範囲に収まり、過年度と比べて大きな変化はみられなかった。
学習状況に関する質問紙調査の速報結果では、「課題の解決に向けて自分から取り組んだ」と回答した児童生徒ほど、各教科の正答率やスコアが高い傾向がみられた。また、挑戦心や好奇心に関する質問に肯定的に回答した児童生徒ほど、正答率やスコアが高い傾向も確認された。
詳細な分析結果は8月3日に公表予定。都道府県・指定都市別の分析結果は9月以降に公表される予定。

