新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、文部科学省は2021年1月5日、大学や専門学校などに感染防止徹底と学修機会確保の両立に向けた対応を求める通知を出した。対面授業と遠隔授業を効果的に活用した質の高い学修機会の確保などを求めている。
GIGAスクール構想、オンライン学習、EdTechなど、リセマムが選ぶ2020年の「教育業界・ICT・EdTech」重大ニュースを発表する。
日本財団は2020年12月24日、デジタル化をテーマに32回目となる「18歳意識調査」の結果を発表した。日常でデジタル化の活用を進めてほしいものは、「オンライン授業」が35.9%ともっとも多かった。
レノボ・ジャパンは2020年12月21日、2021年のテクノロジートレンド予測を発表した。「教育のデジタル化」がコロナ禍で加速すると予測。教育分野でのeスポーツが普及し、STEAM学習への生徒の意欲が促進されるという。
中央大学は2021年4月より、文理を問わず全学部生を対象とした教育プログラム「AI・データサイエンス全学プログラム」を開始すると発表した。AI・データサイエンス分野をリテラシーレベルから応用基礎レベルまで系統的に学修する環境を提供する。
政府は2020年12月15日、2020年度(令和2年度)第3次補正予算案を閣議決定した。文部科学省は、学校の感染症対策等支援に341億円、ICT環境整備に259億円、大学ファンド創設に5,000億円など、合計1兆1,830億円を計上した。
オンライン学習塾「アオイゼミ」を運営する葵は2020年12月10日、中学校・高校・大学などの教育機関や学習塾向けの教育動画・オンライン学習管理プラットフォーム「Aoi For School」の新プラン「Class」の提供を開始した。2021年1月まで初期費用無料のキャンペーンも実施。
チエルは2020年12月10日・16日の2日間、VERSION2との共催によるオンラインセミナー「オンライン授業セミナー」を開催する。出席も小テストも評価も実現可能な、対面授業に近いオンライン授業について紹介する。対象は大学・専門学校の教職員。参加無料、事前登録制。
「U-22プログラミング・コンテスト2020」最終審査会が2020年11月29日に開催され、各賞が決定。経済産業大臣賞<総合>は、東京医科大学の学生2名による高齢者の自動車運転に関する課題をテーマにした作品が受賞した。
J-POWER(電源開発)は2021年2月24日から26日の3日間、「エコ×エネ体験ツアー火力編@オンライン」を開催する。環境問題や今後のエネルギーのあり方、科学技術や私たちの暮らしについて学び合う。参加は無料。対象は高専(4年生以上)、大学、大学院に在籍している学生。
東和エンジニアリングは、学生同士や先生と接触せずに出席管理ができるビーコン(位置情報発信端末)を利用した「出席管理システム」を提供している。学内での滞在場所・時間なども確認でき、感染拡大を最小限に抑えることができるという。
コロナ禍において、学生による課題レポートのコピペが増えていることを受け、CopyMonitorは解決策として、剽窃チェックツール「CopyMonitor(コピーモニター)」の有用性をアピールしている。現在、2週間の無料体験キャンペーンも行っている。
WRO Japanは2020年12月5日、「第13回ロボットを活用したプログラミング教育シンポジウム」をオンラインにて開催する。教育現場、人材育成現場で実践されているロボットやプログラミング関連の教育事例、手法などの発表と意見交換を設け、関係者の交流の場を提供する。
教育ICT機器やビデオ会議システムを扱うアバー・インフォメーションは、最大322倍ズームを搭載した高性能モデル書画カメラと、省スペースで遠隔授業やリモートワークに最適な書画カメラの2機種を2020年12月25日に同時発売する。
近畿大学と日本電信電話(NTT)、NTTドコモ、西日本電信電話(NTT西日本)、NTTデータは2020年11月24日、5G(第5世代移動通信システム)の推進、「スマートシティ・スマートキャンパス」創造に関する包括連携協定を締結した。
JTBガイアレック地球倶楽部は2020年11月25日、JTBオリジナルのオンラインによる海外就業体験プログラムの説明会を開催する。プログラムの対象はJTBマレーシアとJTBオーストラリアの2つ。説明会は参加無料、事前予約制。Webサイトで申込みを受け付けている。