金融庁は3月17日、振り込め詐欺など預貯金口座への振込みを利用した犯罪で被害者に返金しきれなかった残金について、被害者の子どもに奨学金として給付する見直し案を明らかにした。300人を上限に、大学生は国立大学の授業料と同水準とする。
大学生と専門学校生の約4割は貯蓄がなく、8割以上が将来に経済的な不安を抱いていることが、SMBCコンシューマーファイナンスによる調査で明らかになった。高校生でも、7割以上が将来に経済的な不安を持っていた。
日本取引所グループは、春休みに大阪で親子で金融を学ぶイベント「金融・株式スクール」を開催する。日銀や大阪取引所、造幣局を見学する。参加無料。
日本取引所グループが、自分たちの暮らしと経済の関わりや株式について親子で学べるイベントを、3月25日から4月4日にかけて全7回実施する。東証アローズや日本銀行を見学できるコースやゲームをとおして経済について学ぶ。
金融広報中央委員会が運営するサイト「知るぽると」は、お金の知恵を紹介するシリーズとして「新成人のための 人生とお金の知恵」を掲載した。社会人としての一歩を踏み出す新成人に、人生とお金について考えるきっかけを提示している。
一時休館していた日本銀行金融研究所貨幣博物館が、11月21日リニューアルオープンする。お金に関係する展示や資料も、以前より見やすくなり、楽しめる内容になっているという。オープン記念としてお金にまつわる講座も開催される。入館無料。
金融広報中央委員会は11月5日、2人以上の世帯を対象とした「家計の金融行動に関する世論調査」(2015年)を公表。金融資産の保有額は平均1,209万円、2014年より27万円増となった。一方で金融資産を保有していない世帯は約3割となっている。
金融知力普及協会は、主催する全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」の開催10周年を記念し、「エコノミクス甲子園 育英奨学金」の給付開始を決定した。
日本銀行本店は、10月26日から11月4日まで、イベント「にちぎん体験2015」を開催する。期間中は、日銀本館の見学ツアーや市民講座、企画展を実施する。企画展以外は小学5年生以上が参加対象。参加には事前予約が必要。
住信SBIネット銀行は、「第10回全国高校生金融経済クイズ選手権 エコノミクス甲子園」の地方大会(都道府県大会)のひとつとして2015年で4回目となるインターネット大会を11月23日に開催する。
ゆうちょ銀行が実施する0歳児限定の「はじめてのお年玉キャンペーン」が9月1日よりスタートした。11月30日までの期間中、ゆうちょ銀行の通常貯金口座を新規で開設した0歳の子どもは、もれなくお年玉をもらえる。
日本郵便とゆうちょ銀行は9月1日から11月30日まで、「はじめてのお年玉キャンペーン」を実施する。期間中にゆうちょ銀行の通常貯金口座を開設した0歳の子どもに対し、お年玉(1,000円)を進呈する。
金融庁は毎年恒例の「子ども見学デー」を、7月29日と30日の2日間実施する。お金の役割や大切さなどをわかりやすく実感できるプログラムをはじめ、事前の申込みにより、普段見ることができない金融庁内を見学できる。小・中学生が対象。
SBI証券は7月1日~8月31日までの期間を対象に、未成年口座における対象商品について、取引手数料の全額キャッシュバックを実施すると発表した。2016年より開始予定の「ジュニアNISA」の開始に備えて、未成年口座の利便性を実感してほしいという。
家計の金融資産が3月末時点で1,708兆円と過去最高になったことが、日本銀行が6月29日に発表した資金循環統計(速報)より明らかになった。また、信託協会によると、教育資金贈与信託の信託財産設定額(累計)は3月末時点で8,030億円と安定的に増加している。
昭和女子大学女性文化研究所は、「女子学生のための優良企業ランキング第4回(証券・保険・金融業、電気機器業)を発表した。女性のライフスタイルにわけて調査し、「チャレンジ志向」の女子学生にお勧めの証券・保険・金融業では、明治安田生命保険が1位となった。