文科省、キャリア実習とインターンシップ生募集…締切12/7
文部科学省は2026年2月~3月、中学校から大学までの学生等を対象に、文部科学省・スポーツ庁・文化庁の各局課室にて、職員と机を並べて実際の業務を体験するキャリア実習およびインターンシップを実施する。期間はおおむね2週間程度。応募締切12月7日。
障害児の通学支援に自治体格差…政令・中核市で35%
障害児の登下校にヘルパーらが同行する支援事業を実施する自治体が政令・中核市の35%にとどまっているとする共同通信の調査結果が発表された。国の制度では「登下校同行」を明示的に想定しておらず、自治体ごとに格差が生じている。
不登校生徒の校内居場所、公立小中58.7%設置…地域差課題
全国の公立小中学校の58.7%にあたる1万5,874校が空き教室などを活用して不登校の児童生徒を支援する「校内教育支援センター」を設置していることがわかった。文部科学省が2025年11月6日開催の不登校対策推進本部会議で明らかにした。
2025年度第2回高卒認定試験、出願者9,445人…前年同時期10%増
文部科学省は2025年11月5日、2025年度(令和7年度)第2回高等学校卒業程度認定試験の出願状況について公表した。出願者は前年度第2回試験と比べて10.9%増となる9,445人。第2回高等学校卒業程度認定試験は11月8日・9日の2日間、全国132の会場で実施される。
愛知県立の高専新設へ…最短で2029年4月の開校目指す
愛知県は2025年11月4日、DXやAIなどの成長分野で即戦力となる「高度なものづくり人材」の育成を目的に、県立の高等専門学校を新設する方針を明らかにした。愛知総合工科高等学校校地内に併設予定で、文部科学省へ認可を申請し、最短で2029年4月開校を目指す。
千葉県「中高生留学フェア」11/29、トビタテ!留学JAPAN説明ほか
千葉県教育委員会は2025年11月29日、「千葉県中学生・高校生留学フェア」をホテルポートプラザちばで開催する。「トビタテ!留学JAPAN」や返済不要の奨学金制度「新・日本代表プログラム」の説明、留学・海外進学説明会、個別相談などを行う。入場無料、事前申込制(先着順)。定員200名。
23歳世代の就業率6割超、大学院は費用・就職に懸念…文科省調査
文部科学省は2025年10月29日、2001年出生児を対象とした「21世紀出生児縦断調査」の第23回調査結果を公表した。大学院在籍者は5.2%で、博士課程への「進学を考えている」6.4%、「検討中・未定」12.2%。進学希望の有無にかかわらず、「経済的に自立したい」が5割を超えた。
小中一貫の不登校特例校、横浜に1月開校へ…教員向け説明会11/18
森学園は、文部科学省指定の「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)」として、2026年(令和8年)1月に私立義務教育学校「横浜きりん学園」を開校する(認可手続中)。これに先駆け、学校関係者向けの説明会・内覧を2025年11月18日に開催する。事前申込制。
子供を熊から守る取組強化へ…文科相10/28会見
熊の出没が全国各地で相次ぐ中、文部科学省の松本大臣は2025年10月28日の記者会見で、児童生徒の安全を守るため、環境省の知見を活用しながら、これまで熊被害のなかった他地域への情報提供も検討していることを明らかにした。
高校化学グランドコンテスト、最優秀賞は都立日比谷
芝浦工業大学が主催する「第20回高校化学グランドコンテスト」の最終選考会が2025年10月25日・26日に開催され、東京都立日比谷高校が文部科学大臣賞を受賞した。
数学・算数検定、試験日程・会場・検定料まとめ
文部科学省が後援する数学検定・算数検定(実用数学技能検定)は、中学校・高等学校・大学など多くの学校で入学試験や単位認定等に活用されている。幼児レベルから大学・一般レベルまで、それぞれの学習段階に応じた階級を選んで受検することができ、幅広い年齢層の人が検定に挑む。
【大学受験】東京大学、2学部新設構想を公表…ディープテック分野で学生ニーズに対応
東京大学は2025年10月14日、現在計画構想中の2つの新学部について、パブリックコメントの募集を開始した。計画中の新学部は、人工知能(AI)や宇宙開発といった社会課題を解決する可能性を持つ分野での人材育成を目指す「ディープテック学部」と「コンピューティング学部」。
学士・修士5年一貫を制度化へ、文科省が検討案
中央教育審議会の質向上・質保証システム部会は2025年10月8日、学士・修士5年一貫制度案を公表した。学士課程と修士課程を5年一貫で修了できる大学を大幅に拡充するため、大学院設置基準などの改正を経て、2026年度からの運用開始を目指す。
トビタテ!留学JAPAN、高校生700人と大学生250人募集
文部科学省と日本学生支援機構は2025年10月2日、「トビタテ!留学JAPAN」の第2ステージ 「新・日本代表プログラム」の派遣留学生の募集要項を公開した。対象は、高校生など700人、大学生など250人。10月~12月にかけて対面とオンラインで説明会を開催する。
【大学受験2028】松山東雲女子大学、共学化・小学校教員養成課程導入へ
愛媛県松山市にある松山東雲女子大学は、2028年4月に大学名を「松山東雲大学(仮称)」へ変更し、男女共学へ移行すると発表した。あわせて、人文科学部心理子ども学科子ども専攻において、小学校教諭一種免許状が取得できる教職課程を設置する予定。社会情勢の変化に対応しつつ、愛媛県内の小学校教員養成に向けた本格的な取組みを展開する。
【大学受験2026】理工系「女子枠」京大や阪大など8大学増の38大学
文部科学省は2025年9月30日、2026年度(令和8年度)国公立大学入学者選抜について発表した。理工系分野の女子枠を設置する大学は8大学・12学部増の38大学49学部にのぼることがわかった。

