文部科学省は教育や生涯学習の復興に取り組む機関である。今、子どもたちの教育環境は小学校での英語教育開始や、タブレット端末を使用した授業の導入等、グローバル化や教育ICTの充実に向けて大きく変化している。文部科学省の取り組みやそれに関するニュースを提供している。
文部科学省は2023年9月22日、2023年度(令和5年度)高等学校卒業程度認定審査(後期)の出願開始について公表した。大学への飛び入学者を対象とした「高等学校卒業程度認定審査」後期の出願受付は、9月25日~10月27日まで。12月末ごろに審査結果を送付する。
厚生労働省などは2023年9月8日、都道府県や市区町村などへ「こどもの自殺対策の推進のために」と題したメッセージを送付した。各自治体へ「ゲートキーパー」に関するeラーニング受講や、ICTを活用した対策を推進するよう依頼している。
岡山大学は2023年9月5日、2024年度より工学部工学科において、入学定員を増員し、新たに「情報工学先進コース」の設置を公表した。文部科学省より認可されたという。
文部科学省は2023年9月11日、第5回「今後の医学教育のあり方に関する検討会」を開催する。会議のようすは、YouTube「文部科学省会議専用チャンネル」にてライブ配信する。視聴希望者は、9月7日午後3時までに傍聴登録フォームから申し込む。
第19回国際地理オリンピックが2023年8月8日から14日まで、インドネシア・バンドンにて現地開催された。日本から4名の生徒が参加し、1名が銀メダル、2名が銅メダルを獲得。メダル受賞者には、文部科学大臣表彰も行われた。
第16回国際地学オリンピックが2023年8月20日~26日、オンラインにて開催され、日本代表の高校生4人全員が銀メダルを獲得する好成績を収めた。この結果を受け、文部科学省は9月1日、文部科学大臣表彰を4人に授与することを決定した。
第35回国際情報オリンピックが2023年8月28日から9月4日まで、ハンガリー・セゲドにて現地開催された。日本から4人の生徒が参加し、4人全員が金メダルを獲得。2年連続で全員が金メダル獲得という快挙を成し遂げた。
文部科学省は2023年9月1日、「高等学校教育の在り方ワーキンググループ」中間まとめを公表した。少子化が加速する地域の教育や、全日制・定時制・通信制の望ましいあり方、文理横断的な学びの推進について早急に取り組むべき具体的方策を示している。
2023年8月31日に開催された「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策推進本部」第2回において、「不登校特例校」の新たな名称が「学びの多様化学校」に決定したことが公表された。増加する不登校への対策により力を入れて進めていく。
大学ファンドを通じて世界最高水準の研究大学の実現を目指す「国際卓越研究大学」について、文部科学省は2023年9月1日、東北大学を初回の認定候補に選んだと発表した。助成開始は2024年度(令和6年度)の予定。2024年度中には、次回の公募開始も予定している。
文部科学省は2023年8月31日、2024年度(令和6年度)国立大学の入学定員(予定)を発表した。学部の入学定員は、筑波大学など4大学の学部新設や入学定員の改訂により、前年度比440人増の9万6,067人。分野別では「理工」で366人増などが目立つ。
文部科学省は2023年8月30日、2024年度(令和6年度)開設予定の大学など設置に係る答申について公表した。愛知医療学院など私大3校と東北農林専門職大学1校の新設や、学部・学科・大学院の研究科などの設置許可を「可」とする答申がなされた。
自殺予防週間(9月10日~16日)に向け2023年8月29日、厚生労働省の加藤勝信大臣、文部科学大臣、こども政策担当大臣、孤独・孤立対策担当大臣の連名メッセージが発表された。子供たちの不安や悩みの声に耳を傾け、声をかけを呼びかけている。
文部科学省は2023年9月13日、「未来の博士フェス2023~博士が輝き、博士が主役のイノベーティブな未来の実現に向けて~」を丸の内MY PLAZA 4Fホール・ホワイエで開催する。一部オンライン配信も行う。参加費無料。申込締切は会場が8月30日、オンラインが9月8日まで。
文部科学省は2023年8月24日、2024年度(令和6年度)開設予定の大学の学部などの設置届出(6月分)を公表した。阪南大学など私立大学4校が学部または学科の設置を届け出たほか、日本女子大学大学院が研究科の設置を届け出ている。
文部科学省は2023年8月23日、2023年度(令和5年度)学校基本調査の速報値を公表した。特別支援学校に通う児童生徒は15万1,358人で、過去最多であることが明らかになった。一方、小学校と中学校の在学者数は過去最少となった。