文部科学省は2025年3月24日、専門学校(専修学校専門課程)における2024年度(令和6年度)の「職業実践専門課程」の認定について発表した。53校77学科が新規で認定を受けた。名称変更や取消しもあり、認定校は合計で1,123校になった。
「職業実践専門課程」とは、企業などとの密接な連携により、最新の実務知識などを身に付けられるよう教育課程を編成し、より実践的な職業教育の質の確保に組織的に取り組む専門課程を文部科学大臣が認定するもの。2014年4月から開始された。
今回、3月24日付で53校77学科を新規認定するとともに、133校329学科の名称変更、57校71学科の取消しを認定した。これにより、2013年度から2024年度までの認定などとあわせた「職業実践専門課程」は、合計で1,123校3,209学科となった。全専門学校2,676校の42.0%、修業年限2年以上の学科7,202学科に占める割合は44.6%になる。
文部科学省Webサイトでは、今回の新規認定、名称変更、廃止、不適合の一覧をはじめ、職業実践専門課程の認定課程一覧、都道府県別認定状況なども公開している。