
ネアンデルタール人とサピエンスの交雑を討論…東京2/9
2025年2月9日、国立科学博物館で、ネアンデルタール人とサピエンスの交雑や交流をテーマにした国際シンポジウムが開催される。レバント地域や欧州で活躍する研究者が集まり、人類化石の解析や文化遺物の解析を通じて、両集団の交雑・交流・交替の様相について討論する。定員100名。

東大、高校生向けサイエンス講座3/15-16…電気の魔法
2025年3月15日と16日、東京大学大学院工学系研究科の北田敦准教授と小畑圭亮講師が、高校生を対象にしたオンライン講座「電気の魔法で作る!メッキと化学合成のサイエンス」を開催する。参加費無料、申込みは2月24日まで。

ソニーエンジニアとCDラジカセ分解体験2/22
ソニーシティみなとみらいにて「第36回分解ワークショップ~モノのしくみを知ろう~」が2025年2月22日に開催される。ソニーの現役エンジニアが「分解博士」として指導し、小学3年生から6年生を対象に、参加者がソニー製品のCDラジカセを分解する体験を提供する。参加者は、製品の内部構造や工具の正しい使い方を学びながら、楽しく「モノのしくみ」を理解することができる。

グローバル×実践力で未来のエンジニア育成を目指す京都先端科学大学工学部
2024年11月28日、大手町プレイス ホール&カンファレンスにて「京都先端科学大学工学部 記者発表会」が開催された。発表会のようすをレポートする。

次世代教育「小中学生トコトンチャレンジ」3/2まで申請受付
小中学生向けの科学雑誌「子供の科学」を発行する誠文堂新光社とリバネスは、次世代教育プログラム「小中学生トコトンチャレンジ2025」を共催し、子供たちの「好き」や「やりたい」をサポートするための申請を募集している。申請の締切は2025年3月2日で、公式サイトから申請フォームを利用して応募できる。

Girls Go STEAM、小4-中3女子チーム募集
青少年科学技術振興会FIRST Japanは、「FIRST LEGO League(FLL)」を基盤に、小中学生女子がロボットゲームや社会課題の探究活動に挑戦するプロジェクト「Girls Go STEAM」を開始する。参加チームの募集は2025年2月14日まで。

新年最初の天体ショー「しぶんぎ座流星群」1/4未明から明け方が見頃
1年の最初を飾る天体ショーとなる「しぶんぎ座流星群」が2025年1月4日頃に極大を迎える。4日午前0時頃(3日深夜)に活動のピークを迎えるが、その数時間後にあたる4日未明から明け方の時間帯には、放射点も高くなり見ごろとなるという。月明かりの影響もなく、好条件のもとで観察できそうだ。

中高生情報学研究コンテスト、全国大会に42チーム
情報処理学会(会長:森本典繁)は、2025年3月15日に立命館大学大阪いばらきキャンパスで「第7回中高生情報学研究コンテスト」を開催する。同コンテストは、第87回全国大会の一環として行われ、中学生や高校生が情報学分野での研究成果を発表する場を提供する。全国から選ばれた42チームが参加し、優れた研究を行った中高生が表彰される予定である。

東北大学、SiRIUS開設…若手研究者を支援
東北大学は2025年4月1日、SiRIUS(医学イノベーション研究所)を開設する。研究指向の若手臨床医研究者(フィジシャン・サイエンティスト)が研究に注力できる環境を提供し、医学研究を牽引するトップクラスの人材育成と医療イノベーション創出を推進することを目的としている。

2023年度科学技術研究費、過去最高の22兆円突破
総務省統計局は2024年12月13日、2023年度の科学技術研究調査結果を公表した。調査によると、同年度の科学技術研究費の総額は22兆497億円で、前年度比6.5%増加し、3年連続で過去最高を更新した。国内総生産(GDP)に対する研究費の比率は3.70%で、前年度に比べ0.05ポイント上昇した。

三菱みなとみらい技術館、12月に30周年記念イベント
三菱みなとみらい技術館は2024年12月、開館30周年を記念して特別なイベントを開催する。12月21日には「キャラクターパーティー」、12月26日と27日には「MMサイエンスクラブ体験会~くだもの電池実験~」が行われる。これらのイベントは、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめる内容となっている。

日本の科学技術を牽引する10名の研究者、文科省が選定
文部科学省の科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、2024年12月に「ナイスステップな研究者2024」として、科学技術イノベーションのさまざまな分野で活躍し、日本に元気を与える10名の研究者を選定した。選定は、専門家ネットワークからの情報を基に、研究実績や自然科学と人文学・社会科学の融合、産学連携、国際的な研究活動などの観点から行われた。

日本の成人力、世界トップも男女差に課題…文科相12/13会見
2024年12月13日、文部科学省で行われた記者会見において、あべ文部科学大臣はOECDが発表した国際成人力調査の結果について言及した。同調査で日本は世界トップ水準を維持したものの、上位と下位の差が拡大し、数的思考力における男女差が大きいという課題が浮き彫りになった。

【冬休み2024】IMAGINUSで科学ゲーム展
杉並第四小学校の跡地を活用した「未来をつくる杉並サイエンスラボIMAGINUS(イマジナス)」は、2024年12月26日から2025年1月13日までの期間、冬休みのミニ企画展「科学ゲーム展」を開催する。期間中は、日替わり限定イベントや毎日謎解きイベントも行われ、子供たちに科学の楽しさを伝える。

東京都小学生科学展1月…理数好きの児童を育成
東京都小学生科学展が2024年1月に開催される。東京都内の理数好きの小学生が自ら決めたテーマについて研究し、その成果を発表することで理数に関する資質・能力を高めることを目的としている。2015年度から始まり、2024年度で10回目を迎える。展示は日本科学未来館と東京たま未来メッセの2会場で行われ、入場は無料で予約は不要である。

科学の甲子園ジュニア全国大会、茨城県代表チームが優勝
科学技術振興機構(JST)は、2024年12月13日から15日にかけて兵庫県姫路市のアクリエひめじで開催した「第12回科学の甲子園ジュニア全国大会」において、茨城県代表チームが優勝したと発表した。全国から集まった中学生たちが、理科や数学などの知識を駆使して競い合うこの大会で、茨城県代表は筆記競技と実技競技の総合成績でトップに立った。