新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出の自粛要請、休校などさまざまな規制のある中、工夫をこらし、家に居ながら子どもたちに体験してもらえるよう、さまざまなオンラインイベント企画が発表されている。オンラインで参加できるイベントの情報を紹介する。
京成電鉄(京成)は、2月8日から旧博物館動物園駅(東京都台東区)で「京成リアルミュージアム」を開催する。
東京都と東京都歴史文化財団は、若い世代に気軽に文化に親しんでもらおうと「Welcome Youth」事業を実施する。対象は18歳以下、期間は2020年3月20日~4月5日。対象施設は東京都庭園美術館、東京都江戸東京博物館、江戸東京たてもの園などの6か所となっている。
国立科学博物館は2020年1月28日から2月9日まで、企画展「物理はふしぎで美しい!磁石と水からひろがる相転移の世界」を地球館1階オープンスペースにて開催する。会期中、2月3日は休館。
埼玉県立歴史と民俗の博物館は、2020年1月2日から2月16日にかけて企画展「縄文時代のたべもの事情」を開催する。県内遺跡から出土する貝や骨、木の実などを紹介する。観覧料は一般400円、高校生・学生200円。
甲子園歴史館は、VR(バーチャル・リアリティ)映像第5弾プロ野球「ライトスタンドVR」を12月10日(火)より追加する。
埼玉県立さきたま史跡の博物館は、埼玉古墳群の特別史跡指定答申に関連して2019年12月21日から2020年3月1日まで、博物館と埼玉古墳群を舞台にした謎解きゲームを開催する。子ども用と大人用の謎解きゲームがあり、申込不用。用紙がなくなり次第終了となる。
国立科学博物館は、国際周期表年記念企画展として「周期表の歴史と日本の元素研究」を2019年12月17日から2020年1月19日まで開催する。参加費は無料で、常設展示入館料のみが必要。一般・大学生が630円、高校生以下および65歳以上は無料。
国立科学博物館は、企画展「絵本でめぐる生命の旅」を2019年12月17日から2020年3月1日まで日本館1階企画展示室にて開催する。参加費は無料で、入館料は一般・大学生630円、高校生以下・65歳以上無料。
埼玉県立さきたま史跡の博物館は2020年1月18日にさきたま講座「考古学講座」、1月25日にさきたま子ども講座「学芸員のお仕事 キミも古墳博士」を開催する。いずれも申込受付開始は2019年12月1日午前9時。
国立科学博物館は、上野学園大学の学生によるコンサート「ウィンターコンサートinかはく」を12月22日に同館内にある日本館2階講堂で開催する。申込みは不要で、参加費は無料だが、入館に常設展示入館料が必要となる。
阿佐海岸鉄道、徳島県、京都鉄道博物館(京都鉄博)の3者は11月8日、徳島県海陽町の海部駅と高知県東洋町の甲浦(かんのうら)駅を結ぶ阿佐東線に導入される「Dual Mode Vehicle」(DMV)を、京都市下京区の京都鉄道博物館で展示すると発表した。
国立科学博物館は2019年12月7日、研究者をゲストとした「国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座」受講生による、小中学生向けサイエンスイベントを開催する。
関西広域連合と関西観光本部、関西元気文化圏推進協議会は2019年11月16日から17日を中心に、「第17回関西文化の日」を開催する。関西2府8県のエリア内の美術館・博物館などの文化施設の入館料(原則として常設展)が無料になる。
埼玉県立さきたま史跡の博物館は2019年11月14日、「県民の日」協賛行事として「さきたま秋祭り」を開催する。古墳群ガイドツアーや火おこし体験、はにわ作りなどを実施する。当日は、博物館の観覧料が無料となる。
ライデン国立古代博物館所蔵の古代エジプト・コレクション約250点で構成される「古代エジプト展」が、2020年4月より全国8会場にて開催する。ミイラをCTスキャンした研究成果を世界初公開するなど、文明のさまざまな側面を紹介するこれまでにないエジプト展になるという。