WHOが厚木市清水小学校を「安全な学校」に認定、国内2校目

 厚木市立清水小学校は11月18日、WHO(世界保健機関)の「インターナショナルセーフスクール」(ISS)に指定された。

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厚木市清水小学校、国内2番目となるWHOインターナショナルスクール認定取得
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 厚木市立清水小学校は11月18日、WHO(世界保健機関)の「インターナショナルセーフスクール」(ISS)に指定された。

 WHOインターナショナルセーフスクールとは、WHOがより安全な教育環境づくりを目指している学校に与える国際認証で2003年に開始。国内では、今月3月に認証を取得した大阪教育大付属池田小学校に次いで2校目となる。

 清水小学校では、学校の平面図を掲示し、校内で発生したけがのデータ記録をしたり、児童自らがけがをした箇所にシールを貼り付けるなどして危険箇所を認識し、安全への関心を高めている。

 校外においては、児童を不審者から守るため、住宅や商店を緊急避難場所の「かけこみポイント」として指定し、通学路等の安全確保を図っており、現在850件余りが登録されているという。

 また、地域・保護者・学校で組織された「しみずっ子すこやかネットワーク会議」と協力して自転車安全教室や自転車用ヘルメット着用推進運動も実施している。

 同校は、厚木市が行っているセーフコミュニティ活動の一環として、学校を軸として取り組んでおり、セーフコミュニティの中のセーフスクールは日本で初めてとなる。
《前田 有香》

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