KDDIは2月23日、au携帯電話の新ラインナップとして、子どもの安全と保護者の安心をサポートする「mamorino2」を発表した。3月中旬以降に販売を開始する。 mamorino2は、昨年3月に発売された日本PTA全国協議会の推奨商品に認定の「mamorino」の後継機種。従来の防犯ブザーと連動したココセコム現地急行サービスや、ネットトラブルなどから子どもを守る安心機能、防水性能を継承している。 新製品では、登録した相手のみ通話やメールの送受信ができる「通話先限定」「相手先限定メッセージ」の登録件数を10件に拡大。また、擬似的に電源を切る「学校向け電源オフ」に対応したため、学校で電源をオフにしても防犯ブザーや位置検索などは利用できるという。さらに、子どもの移動した軌跡を離れたところから確認する「移動経路通知」機能がEメールで起動できるようになり、保護者がスマートフォンやPCなどでも地図を確認できるようになった。また、いざという時に起動しやすく、かつ誤操作防止にも配慮した防犯ブザーや、操作キーを大きくするなど改良されている。 デザイン面では、ツートンカラーの本体メインディスプレー周りにラメを散りばめ、UFOの形をした防犯ブザーストラップ、画面デザインまで「宇宙」をテーマに仕上げている。 また、mamorino2には、利用する子ども全員に、けがをしたときの損害保険と日常生活における個人賠償責任補償がセットになった子ども向け保険を無料で提供するという。2月24日より、KDDIデザイニングスタジオ(東京・原宿)にて同製品の展示を開始する。◆mamorino2メーカー:京セラサイズ:約48×88×18.9mm重量:約85g連続通話/待受時間:約250分/420時間メインディスプレー:約2.0インチQVEGA TFT液晶カラー:ミルキーピンク、コズミックブルー