グラクソ・スミスクラインは5月20日、「子どもの睡眠時の呼吸と日常生活における体調に関する意識調査」の結果を発表した。 同調査の対象は、小学校3〜6年生の子どもを持つ母親600人(子どもが鼻呼吸であると感じている母親300人、子どもが口呼吸であると感じている母親300人)。実施時期は4月、インターネットによる調査。 「お子さんは普段熟睡できていますか」と尋ねたところ、「熟睡できている」と答えたのは鼻呼吸の子どもを持つ母親が59.3%、口呼吸の子どもを持つ母親40.0%となり、鼻呼吸の子どもの方がぐっすり眠れている傾向が窺える。 「お子さんは朝1人で起きられますか」という問いに対して、「いつも1人で起きられる」と答えた人が、鼻呼吸の子どもの母親は36.3%に対し、口呼吸の子どもの母親は29.3%となっている。 子どもが普段熟睡できていないと答えた母親にその理由をたずねたところ、「鼻がつまっているから」が71.0%という答えが圧倒的に多かった。 睡眠時に口呼吸をしている子どもの母親に、その対策方法をたずねたところ、「対策をしていない」が59.0%で、「対策をしたいが方法がわからない」という回答が25.0%あった。一方、何らかの対策をしている母親にその方法をたずねたところ、「鼻の通りを良くするための工夫」が37.0%、「リラックスさせるための工夫」(29.0%)、「感想を防ぐための工夫」(15.0%)などとなった。 子どもの集中力についてたずねたところ、鼻呼吸の子どもを持つ母親の「ある方だと思う」「ややある方」という回答が64.0%に対して口呼吸の子どもをもつ母親は54.0%と10ポイント少なくなっている。