一般の人も楽しめる学園祭グランプリ、東大「駒場祭」が連覇

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MVP 東京大学 第62回駒場祭
  • MVP 東京大学 第62回駒場祭
  • 準MVP 青山学院大学 青山祭2011
  • 「第3回学園祭グランプリ」の表彰式
  • 第3回学園祭グランプリ
 飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営するぐるなびは12月21日、東京地下鉄と共同で運営する東京のおでかけサイト「Let’s Enjoy TOKYO」で実施した「第3回学園祭グランプリ」の結果を発表した。

 学園祭グランプリとは、おでかけスポットとしても楽しめる学園祭の活性化を目的に、「Let’s Enjoy TOKYO」が2009年にスタートさせたコンテスト。今年は59キャンパスがエントリーし、24キャンパスがノミネートされた。

 審査の最大のポイントは「学生以外の一般の人も楽しめる」という点で、審査は学園祭実行委員OBなどの審査員による採点に一般ユーザーによるWeb人気投票が加味され、優秀大学には表彰状および副賞が授与された。

 「第3回学園祭グランプリ」の表彰式は12月20日に行われ、MVPに輝いたのは、東京大学「第62回駒場祭」で、昨年に引き続いて2年連続のMVPとなった。受賞のポイントは、特色あるサークル・研究室の展示やステージ企画が非常に充実していたこと。たとえば、約1時間の大掛かりなマジックショーや、直径12メートルの球体を手作りしたプラネタリウム、プラズマや表面張力など、身近な科学を実験や工作を交えてわかりやすく学べるサイエンスミュージアムなど、「子どもからお年寄りまで、ふらっと行って楽しめる学園祭」として、人にお勧めしたくなる点がもっとも評価された。

 準MVPは青山学院大学の「青山祭2011」。“おしゃれな学生が多い青学”の期待に応えたファッションショーは、1時間の長丁場にもかかわらず、優れた構成・演出で来場者を十分楽しませてくれたという。三次審査のユーザー投票(レポートを読んで行ってみたいと思った学園祭に投票)でも支持され、準MVPに輝いた。

 3位は東京外国語大学の「第八十九回外語祭」。受賞のポイントは、「世界の文字でつづる私の名前」、「着てみよう!民族衣装」、専攻言語による学生演劇、模擬店など、外大らしい企画が評価された。また、外大の26専攻語それぞれの地域で食べられている料理の屋台も高評価だった。80名という学園祭実行委員会の運営人数としては少ない人数ながら、満足度の高い学園祭を作り上げた点は、他の学園祭のお手本となるとしている。

 4位は東京工業大学「工大祭2011」。身近にある物理の世界が覗ける実験企画や、機械工学の最先端を紹介する研究発表など、“日本版 白熱教室”と言える企画が、来場者を魅了していたという。一方で「ミスター美少女コンテスト」のように、男子学生が多い東工大らしさを活かした企画が会場を沸かせた点も審査員に支持された。

 5位は立教大学「The 27th St. Paul's Festival」。名物豚キムチ丼をはじめとする模擬店も、広告研究会主催のミス・ミスターコンも大盛況。震災復興企画として、世界中の人から日本に寄せられたメッセージを展示した「smile photo factory」や募金活動は、意義ある企画として審査員から高く評価された。

 審査員特別賞には早稲田大学「早稲田祭2011」が選ばれた。ステージ企画、アカデミック企画、芸術展など、誰が遊びに行っても楽しめる楽しさ、企画力、トータルプロデュース力が特に高く評価された。

 今年から新たに「節電・エコ奨励賞」と「留学生模擬店メニュー賞」を新設。「節電・エコ奨励賞」は、節電に積極的に取り組んだ学園祭を表彰し、「留学生模擬店メニュー賞」は、世界各国から集まった留学生による、ふるさとの味を体験できる食べ物の模擬店の中で、ユーザー投票数がもっとも多かった模擬店の出店者を表彰した。

 節電・エコ奨励賞は東京外国語大学「第八十九回外語祭」。模擬店の参加団体がごみの分別活動を行う体制を作り、学内全体でエコ活動に取り組んだことが評価された。また、節電の取り組みとして、使用済みてんぷら油を電気に変えるプロジェクトにも参加。節電とエコ、両方の取り組みを行った数少ない学園祭だった。

 留学生模擬店メニュー賞は、お茶の水女子大学の「韓好」。韓国の定番おやつとして人気の「ホトック」をいち早く模擬店で提供したことに加え、抹茶味の生地の珍しさや、9種類ものホトックを取り揃えたことが、ユーザーの高い関心を集め、人気投票1位に輝いた。
《前田 有香》

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