iPadでどこからでも参加できるオンライン授業システム

 アルフレッドコアは1月19日、SaaSクラウド型サービスをベースとした教育機関向けのiPad対応オンライン授業システムのパッケージソリューション「ALFLearning」(アルフラーニング)について発表した。

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 アルフレッドコアは1月19日、教育機関向けに特化したiPad対応オンライン授業システム「ALFLearning」(アルフラーニング)について発表した。

 同社では、動画配信技術とスマートデバイス向けアプリ開発のノウハウを活かしたSaaSクラウド型サービス「ALFCLOUD」(アルフクラウド)を展開している。ALFLearningは、このALFCLOUDをベースとした複数参加型オンライン授業システムを提供するパッケージソリューション。生徒はiPadを使って好きな場所で授業に参加でき、ライブ配信される動画を見ながら、質問や回答などやりとりする双方向コミュニケーションが可能となる。

 講師側はウェブカメラのついたPC(WindowsおよびMacに対応)を利用し、Webブラウザベースのコンソールを使用して講義を行う。ウェブカメラの画像により生徒の顔を確認しながら講義を行うことができるほか、ホワイトボード機能を利用して図を用いた解説を行ったり、チャット機能で生徒の質問に応えながら授業を進めていけるという。

 また、ライブ授業以外でも、既存の映像コンテンツを配信することもでき、映像によるオンデマンド授業配信システムとしても利用できるという。

 生徒用側は、専用アプリがインストールされたiPadを利用し、ライブ授業に参加したり、ビデオ授業閲覧などを行う。また、デジタル教科書・デジタル図書館の機能も提供され、教科書や参考図書を電子書籍して共有・閲覧できるようになる。

 なお、同社では今月より、武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部・木暮 祐一准教授のゼミにALFLearningを試験導入し、製品機能拡張に向けた開発を共同で行っていくという。
《田崎 恭子》

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