ベネッセDX加速、ベネッセインフォシェルを7月吸収合併

 ベネッセホールディングスは、グループ内各社の情報システムの運用・保守を担う「ベネッセインフォシェル」を2023年7月1日付で吸収合併する方針を決めた。一体運営を行うことでグループ全体のDX能力向上を図る。

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 ベネッセホールディングスは、グループ内各社の情報システムの運用・保守を担う「ベネッセインフォシェル」を2023年7月1日付で吸収合併する方針を決めた。一体運営を行うことでグループ全体のDX能力向上を図る。

 昨今、各業界でサービスのデジタル化が進む中、DX推進の課題として人財を含めたITリソース不足が顕在化している。ベネッセグループは、2021年にグループ全体のDXを推進する組織「Digital Innovation Partners」を設立。グループ内DX人材育成の強化と、デジタル技術を活用した事業付加価値の創造、業務効率化、新規事業の創出に取り組んでいる。

 今回、この取組みをさらに加速させるため、2023年7月1日付でベネッセインフォシェルを吸収合併する方針を固めた。合併契約締結日は2023年5月の予定。一体運営を行うことにより、グループ全体のDX能力向上を図り、システム開発の内製化、アジャイル開発やクラウド活用の拡大等、スピーディで高品質な商品開発・品質改善に繋げる。

 ベネッセインフォシェルは、2015年に設立されたベネッセホールディングス100%出資会社。グループ内唯一のIT専門企業として、ベネッセグループの各会社に対し、基幹情報システムおよび、各事業のコンピュータシステムの管理、データベースの運用・保守、ネットワークインフラの整備、セキュリティシステムの導入等を行っている。

《川端珠紀》

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