コクヨ、新学期に向けて「鉛筆シャープ」とサイドノック消しゴムを新発売

 コクヨは鉛筆のような書き心地の太芯が特徴の「鉛筆シャープ」を2月10日、持ち替え不要のノック式角型消しゴム「RESARE(リサーレ)」を2月18日に発売した。両商品ともに数量限定色も用意されている。

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学習意欲の変化と理由(コクヨ調べ)
  • 学習意欲の変化と理由(コクヨ調べ)
  • 鉛筆シャープ
  • サイドノック消しゴム「リサーレ」
 コクヨは鉛筆のような書き心地の太芯が特徴の「鉛筆シャープ」を2月10日、持ち替え不要のノック式角型消しゴム「RESARE(リサーレ)」を2月18日に発売した。両商品ともに数量限定色も用意されている。

 コクヨは2011年11月、中学校教員300名を対象に学習意欲に関する調査を行った。調査結果では、回答者の75.6%が「生徒の学習意欲は低下傾向にある」と感じていること、90%以上が、「ノートを丁寧に整理する生徒は学力が高い」と認識していることがわかった。これらを踏まえ、同社は、ノート選び、3色ペン、テープのりの活用を学習意欲向上のカギとして提案する「やる気スイッチ ノート術」を推進してきた。特に年間1,000枚以上のプリントを受け取る中学生には、プリントの整理と管理が学習意欲に大きく影響しているという。

 その上、偏差値が65以上の進学校に通う高校生10人を対象に行ったインタビュー調査においても、文房具の上手な活用が学習意欲の向上につながっていることがわかったという。回答の中には、インクの量が見えるペンを使い、その減り具合を見て達成感を味わう学生や、テスト前に新しい消しゴムやペンを購入し、減る様子を見てモチベーションを上げる生徒など、学習意欲と文房具の関連性は高いことがわかる。

 今回発売されたサイドノック式消しゴムは、持ち替えずにボタンが押せることで、より効率的な利用が可能な消しゴムになっているという。ノート内の細かい部分や1文字だけを消すこともできるよう、角型にもこだわった。青のホルダー、限定色のピンクと透明色も、内部の消しゴムの減りを確認できるようになっており、作業効率だけでなく、学習意欲の向上も期待できる。

 「鉛筆シャープ」は、書き心地にこだわった商品だという。フィット感のあるグリップ、そして0.9ミリと1.3ミリの太芯を活用することで、鉛筆のような柔らかい書き心地と、芯が折れにくい効率性が両立された。学生には、テストやイラストを描くときに活用してほしいという。0.9ミリ芯用には、ダークブルーとワインレッドの2色、1.3ミリ芯用には、黒とダークグリーンの2色が用意されている。数量限定色には、青、赤、黄色など芯径によって異なる色を提供しているという。
《湯浅大資》

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