スタンフォードなど米名門5大学の授業を無償提供…国内でも受講可

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Coursera(英語)
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 スタンフォード大学のダフニー・コラー氏とアンドリュー・ン氏は、米国の名門大学5校のさまざまな授業をオンラインで無料提供するサービスを立ち上げた。公開されるのは、歴史、経済、コンピューターサイエンスなど幅広い分野における授業で、世界中の人々の参加を呼びかけている。

 Coursera(コーセラ)と呼ばれる同サービスの特徴は大きく分けて2つある。1つは、カリキュラムがスタンフォード大学、プリンストン大学、カルフォルニア大学・バークレー校、ペンシルベニア大学、ミシガン大学といった世界的名門校より提供されていることだ。たとえば「1300年以降の世界史」という授業は、プリンストン大学教授のジェラミー・アデルマン氏が担当し、9月より12週間のカリキュラムがすでに用意されている。内容も同校の大学生が受けるものと同様、講義だけでなくテストや課題などが充実していることも魅力だという。コーセラにより、世界でもトップクラスの大学授業を世界中から無料で受講できることになる。

 2つ目の特徴は、教授と生徒のコミュニケーションや、生徒間の意見交換の場を提供するオンラインシステムだ。生徒同士がお互いを評価し合う採点方法など、最新の教育方法論に基づいた画期的な取り組みで世界中の学生同士をつなげることができるという。

 米国では、世界トップクラスの大学に籍を置く教授が無償でオンライン授業サービスを提供する事例が増えている。2011年秋には、スタンフォード大学教授のセバスチャン・スラン氏が、無料のオンライン教育サービスを立ち上げるために教授職を辞職した前例がある。世界でもトップクラスの大学が、世界中の人に平等な教育サービスを提供しようと模索している中、日本国内の大学にも今後期待したい。
《湯浅大資》

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