13卒生の4月時点での内々定率33.5%…前年比13.7pt増

 マイナビは5月15日、「2013年卒マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を発表した。4月時点での大学生等の4月の内々定率は全体で33.5%(昨年比13.7pt増)。震災の影響があった昨年との比較は難しいものの、1昨年の4月と比べても2.5pt高くなっている。

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 マイナビは5月15日、2013年卒業予定の大学生等を対象とした「2013年卒マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を発表した。

 同調査は、幅広い層の学生から内定率を調査することを目的に2010年より開始し今年で3回目となる。調査対象は2013年3月卒業見込みの全国の大学4年生、大学院2年生のマイナビ2013会員で、4月26日から5月6日にかけてWebアンケートを実施。有効回答数は6,645件(文系男子2,174名、理系男子1,696名、文系女子2,128名、理系女子647名)。

 4月時点での大学生、大学院生の4月の内々定率(正式内定は10月以降となるため「内々定」と表記)は全体で33.5%(昨年比13.7pt増)となった。震災の影響で企業の選考活動が4月〜6月に分散した昨年との比較は難しいものの、同じ4月に選考開始となった一昨年(2011年卒)の4月と比べても2.5pt高くなっている。

 また、一人あたりの内々定の平均保有社数も1.5社と、前月より0.3pt増加している。文理男女別でみると、文系女子のみ一昨年の内々定率を下回っている(11年卒:26.7%→13年卒:24.7%)。

 内々定保有者のうち、「内々定先に満足したので終了する(終了している)」は44.7%で、半数近い学生が活動を終えている。文理男女別の比較では、理系学生の活動終了の割合が高くなっている(満足して活動を終了する割合:理系男子56.2%、理系女子49.4%)。
《前田 有香》

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