ゆうちょ銀行が主催する「ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」の応募受付が8月27日より開始した。小学生を対象に9月30日まで募集する。貯金箱1個の応募につき10円が困っている人たちに寄附される。 同コンクールは、貯金箱の製作を通じて貯蓄に対する関心や造形的な想像力を育むことを目的に1975年より毎年開催している。2011年度は、約81万作品の応募があったという。 応募作品について、材料は自由だが持ち運びができるもので、大きさは1辺の長さが25センチ以内になるように作成する。出品票に必要事項を記入の上、学年単位で審査を行い、担当の先生が応募する。注意事項として、有名人やキャラクター、商標の写真は使用できない。作品に関する一切の権利は、ゆうちょ銀行に帰属する。 各学年1作品を選出し、各学校の先生からゆうちょアイデア貯金箱コンクール専用ホームページまたは、郵送により応募する。10月下旬に一次審査を行い、上位240作品が最終審査へ進む。12月上旬に現品による最終審査を行い、「文部科学大臣奨励賞」「ゆうちょ銀行賞」「ゆうびんきょく賞」「審査員特別賞」「すごいアイデアで賞」の5つの賞を表彰する。また、応募者全員に参加賞が贈られる。 なお、ゆうちょ銀行では、貯金箱1個の応募につき10円を寄附することとし、日本ユニセフ協会と国際協力機構を通じ、東日本大震災で被害にあった子どもたちとその家族や、開発途上国で貧困や病気に苦しむこともたちなど、たくさんの困っている人たちのために役立てるという。◆第37回「ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」募集期間:8月27日(月)~9月30日(日)応募資格:日本全国の小学生作品条件:・材質は自由で、持ち運びができるもの。・一辺の長さが25センチメートル以内の大きさであること。・肖像権や著作権等を侵害するものでないこと(スポーツ選手や有名人などの写真が使用されていないもの)。・応募者本人が作製したもので、他のコンクール等に未発表のもの。※上記をすべて満たすもの。応募点数は一人1点に限る。応募方法:出品票に必要事項を記入の上、所属する小学校へ提出する。各学年1作品を選出し、各学校の先生からゆうちょアイデア貯金箱コンクール専用ホームページまたは、郵送により応募する。賞品:・文部科学大臣奨励賞 各学年1点(計6点)・ゆうちょ銀行賞 各学年1点(計6点)・ゆうびんきょく賞 各学年1点(計6点)・審査員特別賞 計3点・すごいアイデアで賞(計219点)