いじめに起因する事件は年間260件、検挙・補導は511人

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過去10年間の刑法犯少年の推移
  • 過去10年間の刑法犯少年の推移
  • いじめに起因する事件の件数
  • いじめに起因する事件の検挙・補導人員
  • いじめの原因・動機
  • いじめによる事件の罪種別検挙・補導人員
  • いじめに起因する事件の罪種別件数
  • 被害少年の相談状況
 警察庁は2月21日、2012年1月~12月の少年非行情勢を発表した。いじめに起因する事件は260件、いじめに起因する事件の検挙・補導人員は511人にのぼることが明らかになった。

 2012年中の刑法犯少年の検挙人員は、6万5,448人(前年比15.8%減)で、9年連続の減少となった。しかし、いじめを受けていた少年が自殺した事件を機に、学校内のいじめが大きな社会問題となるなど、少年の非行防止、被害防止の両面で引き続き厳しい状況にあるという。

 いじめに起因する事件は260件で、前年に比べ147件増加した。260件中、いじめによる事件は252件、いじめの仕返しによる事件は8件であった。

 いじめに起因する事件の検挙・補導人員は511人で、前年に比べ292件増加した。内訳は、中学生が最多の223人、次いで高校生が53人、小学生が16人と続いた。

 いじめの原因・動機について、もっとも多かったのが「力が弱い・無抵抗」40.3%、次いで「いい子ぶる・なまいき」18.4%、「態度動作が鈍い」14.9%が続いた。

 いじめによる事件の罪種別検挙・補導人員は、「傷害」226人、「暴行」116人、「暴力行為」47人の順に多かった。

 被害少年の相談状況は、「保護者に相談した」74.0%、「教師に相談した」34.6%、「警察等の相談機関に相談した」13.0%、「友人に相談した」4.7%と大多数が誰かに相談していたが、「相談しなかった」は15.0%いた。
《工藤めぐみ》

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