京大、無料オンライン講義「edX」に参加…来春から配信

 京都大学は5月21日、無料オンライン講義のコンソーシアム「edX(エディックス)」に日本の大学として初めて参加すると発表した。「KyotoUx」としてedXに参加し、2014年春から講義を配信開始するという。

教育ICT 学校・塾・予備校
edX参加の発表
  • edX参加の発表
  • 京都大学のホームページ
 京都大学は5月21日、無料オンライン講義のコンソーシアム「edX(エディックス)」に日本の大学として初めて参加すると発表した。「KyotoUx」としてedXに参加し、2014年春から講義を配信開始するという。

 「edX」は、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同で設立したxコンソーシアムという非営利機関。無料オンライン講義のプラットフォームを提供する。京都大学は、edXが世界のトップ大学連合による非営利組織によって運営されていることや、オープンソース化に基づいていることなどを参加の理由に挙げている。

 また、自らのオンライン講義だけではなく、参加大学のオンライン講義とキャンパスでの対面講義の相乗効果を活かす「ブレンディッド学習(Blended Learning)」による教育改善が実現できるという。

 edXを通じて提供する最初の講義は、物質-細胞統合システム拠点および化学研究所 上杉志成教授の「生命の化学:Chemistry of Life」。2014年春から配信する予定をしており、2013年夏から受講の募集を始める。

《工藤めぐみ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top