2013年大学入試では、明治大学が志願者数が10万9,934人で4年連続日本一であったと発表した。他の大学はどうだろうか。受験者数、合格倍率、辞退率からみえる、首都圏の私立大学の人気ランキングを紹介する。 首都圏の主な私立大学から、募集人数が1,000人を超える学校として、青山学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、国学院大学、駒澤大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、中央大学、東京理科大学、東洋大学、日本大学、法政大学、明治学院大学、明治大学、立教大学、早稲田大学(五十音順)について、2013年度入試の受験者数、合格倍率、入学辞退率を比較した。 なお、上記大学のうち、志願者数が10万人を超えたのは明治大学と早稲田大学、受験者数が超えたのは明治大学のみだった。 受験者数を人気の指標のひとつと捉えるとトップ3は、1位「明治大学」、2位「早稲田大学」、3位「日本大学」の順であった。 続いて、合格者数に対する受験者数の倍率を示す合格倍率でみると順位が入れ替わり、1位「青山学院大学」、2位「早稲田大学」、3位「立教大学」となった。大学入試でも安全志向の高まりが言われるなか、ここでも私学の雄、早稲田大学が健闘した。 最後に、合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合を入学辞退率と捉えると、少ない順に1位「学習院大学」、2位「慶應義塾大学」、3位「成城大学」であった。 各トップ10は以下のとおり。◆受験者数トップ101 明治大学 104,238人2 早稲田大学 98,992人3 日本大学 86,411人4 法政大学 85,430人5 中央大学 75,993人6 東洋大学 69,177人7 立教大学 69,107人8 青山学院大学 52,502人9 東京理科大学 50,331人10 慶應義塾大学 39,350人◆合格倍率トップ101 青山学院大学 5.8倍2 早稲田大学 5.5倍3 立教大学 5.0倍4 法政大学 4.9倍5 中央大学 4.7倍6 国学院大学 4.6倍7 成蹊大学 4.5倍7 明治大学 4.5倍9 慶應義塾大学 4.2倍10 東洋大学 3.8倍10 成城大学 3.8倍10 上智大学 3.8倍◆入学辞退率(低い順)トップ101 学習院大学 52%2 慶應義塾大学 58%3 成城大学 65%4 早稲田大学 69%5 国学院大学 71%5 青山学院大学 71%7 日本大学 72%8 法政大学 73%8 東洋大学 73%10 駒澤大学74% 人気の指標はさまざまだが、ここでは各大学の受験者数や合格者数などの総数からみえる数値をもとに紹介した。大学は編集部が独自にピックアップしたもので、公式に定義されているものではない。各数値については大学のホームページおよび代々木ゼミナールがホームページで公開している「2013年私立大学の入試結果」を参考にした。【PR】リセマム姉妹サイト塾探し.comで【大学受験塾】資料請求