センター試験どうなる…教育再生実行会議で大学入試の在り方議論

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  • 第9回教育再生実行会議の議事次第
 大学入試センター試験が5年後を目途に廃止する検討を文科省が始めたという報道を受け、波紋が広がっている。高校在学中に複数回受けられる全国統一試験を創設して大学入試に活用するというが、センター試験の問題点はどこにあるのだろうか。

 文部科学省が行った公式発表ではないため、リセマムが文科省に電話取材したところ、センター試験を廃止するという方針は固まっていないことがわかった。センター試験の在り方については、6月6日より始まる教育再生実行会議で議論される。また、中央教育審議会でも具体的に検討していくという。

 平成24年度大学入試センター試験に関する検証委員会の報告書によると、「中長期的な課題として、高校教育の多様化は今後も進展することが予想されるが、センター試験の複雑化は限界に近づいているのではないかとの指摘もあったことも踏まえ、センター試験の在り方について、今後、文部科学省において別途検討が行われることが望まれる」とある。また、「高校段階から大学卒業までを見通した高大接続の観点からの総合的な検討が必要」という。

 文部科学省が平成24年6月にまとめた大学改革実行プランによると、教科の知識偏重の入試から「意欲・能力・適性等の多面的・総合的な評価」へ転換するとあり、次の4点が盛り込まれている。
(1)1点刻みではないレベル型の成績提供方式の導入によるセンター試験の資格試験的活用の促進
(2)思考力・判断力・知識の活用力等を問う新たな共通テストの開発
(3)大学グループ別の入学者共同選抜の導入の促進
(4)志願者と大学が相互理解を深めるための、時間をかけた創意工夫ある入試の促進

 教育再生実行会議の結論に注目される。
《工藤めぐみ》

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