東大の秋入学構想…4学期制が有望

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学部教育の総合的改革に向けて
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  • 秋入学構想
  • 新学事暦(学部)案の運用オプション
  • 学事歴見直しの運用形態の例
 東京大学は6月19日、学部教育の総合的改革について発表した。秋入学構想の実現に向けて、7月末までに実施の方針を決定する予定という。

 入学時期等の教育基本問題に関する検討会議が2012年4月に設置され、学内からの多様な意見を踏まえて論点整理を進めてきた。学事歴を見直し、国際標準に合わせることは、東大生の海外への送り出しや海外学生の受け入れを容易にする。そのため、2学期制の授業期間を分割し、4ターム(学期)制による授業運用を積極的に導入することが望ましいという。

 4ターム型のほか、国際標準への適合性を高めた「4ターム+S」型の2つが提案された。4ターム型は、1学年が「4~5月」「6~7月」「10~11月」「12~1月」を授業期間の基本単位とするもので、夏季休業期間は「8~9月」である。秋季入学を行う課程は10月から学年が開始となる。

 4ターム+S型は、1学年が「4~5月」「9~10月」「11~12月」「1~2月」を授業期間の基本単位とするもので、「6~8月」が夏季休業期間となる。秋季入学を行う課程は9月から学年が開始する。この構成は夏季休業期間や授業期間が世界の主要大学とおおよそ整合している。

 秋季入学については、学部・大学院の関係コースなどの拡充を図りつつ、環境整備に向けた社会への働きかけ、他大学との連携協力を強化していくことが重要であるという。

 また、「世界的視野をもった市民的エリート」「グローバルでタフな東大生」を育て、成熟した若者を有する海外のワールドクラスの大学と伍して東京大学が存在し続けるために、秋入学構想をはじめとする改革の意識の継続と不断の実行が重要であるとしている。
《工藤めぐみ》

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