保護者の最終学歴が高いほど理科好き…学研調べ

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あなたのお子さんは理科が好きか
  • あなたのお子さんは理科が好きか
  • あなたのお子さんの理科の成績は学校のテストの点数や通知表から見てどれくらいか
  • 子どもの理科活動度
  • 子どもと一緒にすること
 学研教育総合研究所は7月3日、「子どもの理科に対する意識と子育てに関する調査」の調査結果を更新した。調査結果より、保護者の最終学歴が高いほど「とても理科好き」の子どもが多いことが明らかになった。

 同調査は2012年7月下旬に、マクロミルの協力を得て、全国の小学6年生の子どもと同居する2,240名を対象に回答を依頼し、都市部400名、地方部600名の回答が集まった時点で終了した。また男女比については都市部男子200名・女子200名、地方男子300名・女子300名とした。データを精査した結果、有効回答は1,028名となり、これを母数として全体の分析を行った。

 保護者の最終学歴別に「子どもの理科好き」の割合を見ると、「とても好き」と回答したのは、父母ともに「どちらも大卒」25.1%、「どちらかが大卒」20.2%、「どちらも非大卒」19.9%であった。

 また、「子どもの理科の成績」を見ると、「とても良い」と回答したのは、父母ともに「どちらも大卒」34.7%、「どちらかが大卒」21.4%、「どちらも非大卒」21.3%となり、非大卒の家庭の回答と比べると10ポイント以上の違いがみられた。

 理科好きの傾向の違いや成績の違いの背後にはどのようなものが影響しているのか、理科活動度を調べたところ、活動度が高い群に属しているのは、「父母どちらも大卒」48.5%、「どちらかが大卒」33.2%、「どちらも非大卒」34.5%と、「父母どちらも大卒」の子どもは、他の組み合わせの子どもに比べて理科活動度が高い子どもの割合が極めて高い。

 さらに、保護者が子どもと一緒にすることを調べたところ、もっとも大きな違いを示したのが、「一緒に理科や科学的なことに関する講座・講習会に参加すること」で、「父母どちらも大卒」29.3%は、「どちらも非大卒」14.0%の2倍以上の値となっている。

 これらの結果より、単に保護者の最終学歴が子どもに影響を与えているというよりも、子どもに教育的な働きかけをすること自体に価値を見出している保護者が、結果的に最終学歴の高い保護者に多く見られるのではないか、と同調査では分析している。
《工藤めぐみ》

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