札幌開成中等教育学校が国際バカロレア認定取得へ、公立の中高一貫校で初

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札幌開成中等教育学校が目指す「課題探究的な学習」のイメージ
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  • 文部科学省による「国際バカロレアについて」
 札幌市教育委員会は9月20日、2015年4月に開校する札幌開成中等教育学校について、海外の大学入学資格として世界的に展開されている「国際バカロレア(IB)」の認定を目指す方針を明らかにした。実現すれば、公立の中高一貫校として全国初めて。

 9月20日に開催された市議会文教委員会で報告された。同校では、6年間を通した課題探究的学習を教育の柱としており、IBの理念と合致すると判断した。

 IBは、国際バカロレア機構(本部・スイス)が展開する国際的な教育プログラム。子どもの年齢に応じて、3~12歳対象の初等教育プログラム「PYP」、11~16歳対象の「MYP」、16~19歳対象の「DP」という3つのプログラムがある。DPの課程を修了し、資格取得のための統一試験に合格すると、国際バカロレア資格を取得できる。

 同校では、すべての生徒を対象にMYPを導入するほか、DPは高校2、3年生にあたる5、6年生による選択制で実施したい方針。今後、IB認定を想定したカリキュラムの構築や指導者確保などに取り組み、2017年度までの認定取得を目指していく。

 札幌市教委は、「IB(国際バカロレア)を受けるためではなく、札幌開成の基本構想を実現するためにIBを活用していきたい」と話している。

 文部科学省によると、2013年9月現在の国内のIB認定校は、インターナショナルスクールを中心に26校。国立の東京学芸大学附属国際中等教育学校が認定されているが、公立校の認定校はまだない。7月には、東京都教委が都立国際高校で認定を目指すと発表している。
《奥山直美》

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