成人スキルの国際比較、読解力と数的思考力は日本が1位

 成人スキルの国際比較で日本は「読解力」と「数的思考力」の2分野において、参加国24か国中第1位となったことが10月8日、経済協力開発機構(OECD)の「国際成人力調査」より明らかになった。

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分野別の結果(各国比較)
  • 分野別の結果(各国比較)
  • 読解力の国別平均点
  • 数的思考力の国別平均点
  • ITを活用した問題解決能力(コンピュータ調査を受けた者のみ)
  • ITを活用した問題解決能力(紙での調査を受けた者も母数に含む)
  • 学歴別の読解力
  • 学歴別の数的思考力
  • 読解力と賃金
 成人スキルの国際比較で日本は「読解力」と「数的思考力」の2分野において、参加国24か国中第1位となったことが10月8日、経済協力開発機構(OECD)の「国際成人力調査」より明らかになった。

 国際成人力調査(PIAAC:Programme for the International Assessment of Adult Competencies)は、24か国・地域において、16~65歳の約15万7千人を対象に、社会生活で成人に求められる能力のうち、「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」の3分野のスキルの習熟度を測定。また、スキルと年齢、学歴、所得等との関連を調査した。調査期間は平成23年8月~平成24年2月。国立教育政策研究所が日本版報告書をまとめている。

 読解力では、日本の平均点は296点であり、OECD平均の273点を大きく上回り、参加国中第1位となった。また、数的思考力では、日本の平均点は288点であり、OECD平均の269点を大きく上回り、参加国中第1位となった。

 ITを活用した問題解決能力については、パソコンを使用したコンピュータ調査でのみ測定され、紙での調査を受けた者については測定されなかった。このため、コンピュータ調査を受けなかった者も母数に含めて、各国の状況を分析している。コンピュータ調査を受けた者の平均点で分析すると、日本の平均点は294点であり、OECD平均の283点を大きく上回り、参加国中第1位となった。

 参加国全般において、学歴が高い者ほど、読解力と数的思考力のスキルが高い傾向がある。また、読解力のスキルが高い者ほど、賃金が高い傾向がみられた。
《工藤めぐみ》

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