京大で親子理科実験教室、放射線測定器で自然の放射線を知ろう11/30

 京都大学理学部とNPO法人あいんしゅたいんは、身の回りにある自然放射線をテーマとした、小学生親子対象の理科実験教室を11月10日に開催する。放射線測定器を使って、普段の生活の中に存在する放射線を観察する教室となっている。

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親子理科実験教室(ポスター)
  • 親子理科実験教室(ポスター)
  • 角山雄一助教授
 京都大学理学部とNPO法人あいんしゅたいんは、身の回りにある自然放射線をテーマとした、小学生親子対象の理科実験教室を11月10日に開催する。放射線測定器を使って、普段の生活の中に存在する放射線を観察する教室となっている。

 自然放射線は、普段の生活の中に存在しており、家にいても、学校にいても、放射線はいつも身の回りを飛び交っている。放射線というと危険なイメージがあるが、自然放射線のような微量な線量では、人体には影響がないという。

 しかし、普段の生活の中にある自然放射線に決して気づくことはできない。今回の実験では、放射線測定器「YY式ガイガーカウンター」を作って、身の回りにある自然放射線を測定する。YY式ガイガーカウンターは、家庭にある材料を組み合わせて作ることができる簡単な放射線測定器。うまく作ることができれば、自然放射線の「音」を聴くことができるかもしれないという。

 今回の実験では、これまで意識していなかった自然放射線に目を向けて、放射線をより深く理解するきっかけを提供する。講師は、京都大学放射性同位元素総合センターの角山雄一助教授が務める。

◆京都大学・親子理科実験教室
日時:11月10日(日)
会場:京都大学 理学研究科セミナーハウス
対象:小学1~6年生(保護者同伴)
定員:42名
参加費:4,000円(材料費・教材費・保険加入費込)
※NPO法人あいんしゅたいん会員は3,500円
応募方法:ホームページより
《水野こずえ》

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