大東建託は2024年3月13日、5回目となる沿線ランキング「街の住みここち沿線ランキング2023」関西版を発表した。1位は京阪中之島線（天満橋～中之島）、2位は阪急甲陽線（夙川～甲陽園）、3位は阪急今津線（今津～甲東園）となった。いずれも前年と同順位。
「街の住みここち沿線ランキング2023」関西版は、2019年～2023年の5年分の回答を累積し、回答者数50名以上の沿線を対象に、回答者の最寄り駅を沿線ごとに集計し、平均値から作成したもの。関西エリア118沿線に居住する20歳以上の男女を対象にインターネットにて実施。回答数は12万3,873名。
ランキング1位は、2年連続で京阪中之島線（天満橋～中之島）で、因子別では「生活利便性」「交通利便性」で2位の評価を得た。2位は2年連続で阪急甲陽線（夙川～甲陽園）で、因子別では「静かさ治安」「自然観光」で2位、「親しみやすさ」「防災」で3位の評価を得ている。3位は2年連続で阪急今津線（今津～甲東園）で、因子別では「生活利便性」で1位、「行政サービス」で3位の評価を得ている。トップ5の沿線は、いずれも前年に引き続きランクインしている。
トップ3の沿線は「生活利便性」「親しみやすさ」因子の評価が高かった。トップ10の沿線では、「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」因子の評価が高い沿線が多数ランクインしており、6位の六甲アイランド線（住吉～マリンパーク）は「親しみやすさ」で極めて高い評価を得ている。
そのほか、因子別評価でみると「交通利便性」の1位は、前年に続き「地下鉄谷町線（天神橋筋六丁目～文の里）」。六甲アイランド線（住吉～マリンパーク）は「静かさ治安」因子と「親しみやすさ」因子・「自然観光」因子で1位となった。「物価家賃」の1位は「近鉄天理線（平端～天理）」。「防災」の1位は「大阪モノレール彩都線（万博記念公園～彩都西）」。
また、「生活利便性」因子の1位は、阪急今津線（今津～甲東園）で、トップ10の沿線のうち7沿線が、全体のランキングでもトップ10にランクイン。「行政サービス」の1位は「阪堺電気軌道上町線（天王寺駅前～住吉）」で、「行政サービス」トップ10の沿線のうち8沿線が、全体のランキングでもトップ10にランクイン。「親しみやすさ」で、トップ10の沿線のうち8沿線が、全体のランキングでもトップ10に入るなど、「生活利便性」や「行政サービス」「親しみやすさ」の評価が高い沿線がランキングの上位に入る傾向がみられた。
ランキングの詳細は、大東建託のWebサイト「街の住みここちランキング」で確認することができる。
◆街の住みここち沿線ランキング2023＜関西版＞
1位：京阪中之島線（天満橋～中之島）
2位：阪急甲陽線（夙川～甲陽園）
3位：阪急今津線（今津～甲東園）
4位：地下鉄谷町線（天神橋筋六丁目～文の里）
5位：阪急神戸線（西宮北口～神戸三宮）
6位：六甲アイランド線（住吉～マリンパーク）
7位：地下鉄東西線（太秦天神川～蹴上）
8位：阪急箕面線（石橋阪大前～箕面）
9位：北大阪急行（江坂～千里中央）
10位：阪堺電気軌道上町線（天王寺駅前～住吉）
