親子でアイソン彗星を楽しもう、子ども向けサイトで特集…観測や学習のチャンス

 アイソン彗星の大接近が差し迫る中、子ども向けサイトなどでもアイソン彗星の特集が展開され、盛り上がりを見せている。観測体験や知識の習得は、子どもにとっても貴重な機会。サイトなどで、アイソン彗星の基礎知識を学んだ上で、親子で観測を楽しむのもよさそうだ。

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「学研キッズネット」の特集ページ「いよいよ接近!アイソン彗星!」
  • 「学研キッズネット」の特集ページ「いよいよ接近!アイソン彗星!」
  • 「コカねっと」の特設ページ「親子で見よう!アイソン彗星」
  • JAXA宇宙教育センターのキャンペーンページ「みんなで彗星を観察しよう」
 アイソン彗星の大接近が差し迫る中、子ども向けサイトなどでもアイソン彗星の特集が展開され、盛り上がりを見せている。観測体験や知識の習得は、子どもにとっても貴重な機会。サイトなどで、アイソン彗星の基礎知識を学んだ上で、親子で観測を楽しむのもよさそうだ。

 学研が運営する小中学生のためのサイト「学研キッズネット」では、「いよいよ接近!アイソン彗星!」のタイトルで特集を掲載。過去に観測された「ヘール・ボップ彗星」(1997年)や「マックノート彗星」(2007年)の美しい写真を紹介しながら、「どんな形に見えるかは、彗星によってさまざま」と、アイソン彗星の見える姿に期待感を高めている。見える時間や方角、観測のコツなども掲載している。

 誠文堂新光社による子どもの科学のWebサイト「コカねっと」でも「親子で見よう!アイソン彗星」と題した特設ページをオープン。子どもたちが観測を楽しむために必要な準備やポイント、注意事項をチェックポイントにしてまとめている。太陽に最接近するため肉眼で観測ができない11月29日前後におすすめの観測方法として、太陽を観測している衛星SOHOのWebサイトも紹介している。

 JAXA宇宙教育センターでは、「みんなで彗星を観察しよう」と題したキャンペーンを展開し、子どもたちに観察したアイソン彗星の写真やスケッチの投稿を呼びかけている。キャンペーンサイトでは、テキスト教材や軌道模型もPDFで提供。彗星やアイソン彗星の基礎知識のほか、軌道模型からわかること、学校の授業との関連などについても解説している。
《奥山直美》

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