河合塾が提供する大学入試情報サイト「Kei-Net」は12月12日、2014年度入試情報に「センター利用私立大学入試日程一覧」と「国公立大・私立大入試変更点一覧」を掲載した。全国の大学入試について、最新情報を一覧にして紹介している。 センター利用私立大学入試日程一覧は、「北海道・東北」「関東・甲信越」「東京」「北陸・東海」「近畿」「中国・四国」「九州」の7地域に分けて、PDF形式で掲載。入試方式、出願締切日、合格発表日、手続締切日、大学個別の学力検査がある場合には入試実施日についても、一覧にしてまとめている。 入試変更点については、国公立大学と私立大学に分けて、2014年度入試の変更点を掲載。入試方法(選抜方法・科目)や募集人員の変更、新設大学(学部・学科)情報について、判明分をまとめている。画面左側に地域ブロックごとに大学名が並んでおり、志望校を選択すると、2013年度と2014年度入試の変更内容を見ることができる。 名古屋大学(推薦)は、10名減の50名へ変更し、減員分は一般前期に加える。大阪大学(医・医)は、第1段階選抜の実施方法を「3倍」から「総得点が900点満点中630点以上かつ3倍」に変更する。九州大学(法)は、公民の選択を可能とする。九州大学(医・医)では、前期を15名増の111名とし、後期日程を廃止する。 慶應義塾大学(経済・経済)は、一般を30名減の720名(A方式480名、B方式240名)とし、帰国生対象入試を20名、外国人留学生対象入試を20名に変更する。 早稲田大学(基幹理工)では、情報通信学科(90名)を新設。これまで学部一括募集し、2年生進級時に学科選択していたのを学系別募集へ変更。2年生進級時に所属学系内から進級先学科を選択する方式とする。また、早稲田大学(人間科学)は、全学科でセンター数学選抜方式を導入する。 詳細は各大学発行の募集要項などで確認のこと。