首都圏新入生の平均家賃56,202円、通学時間は32.6分…学生ウォーカー調査

 大学生・専門学校生のための物件情報サイト「学生ウォーカー」は3月3日、今春から首都圏で一人暮らしを始める新入生を対象に実施した調査結果を公表した。平均の家賃は56,202円、通学時間は32.6分だった。

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 大学生・専門学校生のための物件情報サイト「学生ウォーカー」は3月3日、今春から首都圏で一人暮らしを始める新入生を対象に実施した調査結果を公表した。平均の家賃は56,202円、通学時間は32.6分だった。

 調査は、2014年4月から東京や首都圏に上京して一人暮らしを始める新入生1,184人を対象に2013年10~12月に実施した。新入生うち、大学生は759人、専門学校生は425人。

 2009年の調査開始以来減少が続いていた新入生全体の平均家賃は、過去最低となった前年の54,748円から初めて増加に転じ、56,202円(前年比1,454円増)となった。男女別では、男性54,837円(前年比1,978円増)に対し、女性57,231円(前年比402円増)。平均管理費は2,633円(前年比14円減)。

 家賃の価格帯では、3~4万円台が減り、5万円台が41.3%を占めた。家賃ランキングでは「55,000円」がトップとなり、5万円前後の家賃がランキングに並んだ。

 新入生全体の平均通学時間は、2年ぶりに30分を超え、32.6分(前年比6.3分増)となった。学校に近い物件の比率が減り、「30分台」(22.0%)、「20分台」(21.5%)、「40分台」(21.2%)、「10分台」(15.5%)、「50分以上」(14.5%)など、分散傾向にあった。このうち、40分未満は65.4%。男女別では、男性30.3分(前年比5.5分増)、女性34.2分(前年比6.3分増)だった。

 通学時間が長くなる原因には、「家賃が安いエリアに住むため」と「探す範囲を広げて、より多くの物件から探すため」が考えられるが、平均家賃が前年より上がっていることから、気に入った物件を重視する傾向がうかがえるという。
《奥山直美》

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