スマホ使用率95%、よく利用するのはLINE…近大生アンケート

 近畿大学は6月19日、コミュニケーションツールに関して新入生を対象に実施したアンケート結果を公表した。スマートフォンの使用率は95%に達し、もっともよく利用するコミュニケーションツールは「LINE」だった。

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スマートフォン使用状況
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 近畿大学は6月19日、コミュニケーションツールに関して新入生を対象に実施したアンケート結果を公表した。スマートフォンの使用率は95%に達し、もっともよく利用するコミュニケーションツールは「LINE」だった。

 調査は4月、平成26年度に入学した1年生(農・医・工学部を除く)6,198人を対象にガイダンスなどの時間を利用して実施した。

 スマートフォンの使用率は95.2%。前年度の88.2%から7ポイント上昇し、大学入学時にほとんどの学生が所有している実態にあった。使用開始時期は、高校在学中が70.1%を占めた。

 もっともよく利用するコミュニケーションツールをたずねた結果では、「LINE」が67.8%と圧倒的に多く、前年度の52.3%から15.5ポイントの上昇となった。2位は「twitter」(20.1%)、3位は「Google+」(1.9%)、4位は「facebook」(1.6%)、5位は「Skype」(1.5%)となった。

 また、5月に経営学部(経営学科・商学科)の1年生661人を対象に実施した調査結果でも、「友人・知人との連絡に用いる手段」として「LINEやSkypeなどの無料通話アプリ」を選んだ学生が、全体の82.6%に上った。二番手、三番手の連絡手段としても利用率が高く、学生が標準的な連絡手段として無料通話アプリを用いていることがわかった。

 無料通話アプリ以外の利用率では、「音声通話(電話)」(64.4%)や「SNS」(50.8%)は高かったが、ビジネスシーンで用いられることが多い「メール」(36.6%)や「メーリングリスト」(1.5%)は低かった。
《奥山直美》

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