人事院は8月20日、平成26(2014)年度国家公務員採用の一般職試験と専門職試験(大卒程度)の合格者を発表した。一般職試験の倍率は5.7倍、専門職試験の最高倍率は皇宮護衛官採用試験の52.4倍となった。 一般職試験(大卒程度)は、採用予定数3,254人に対し、申込者数35,508人、合格者数6,183人で、倍率は5.7倍。合格者数は昨年度の6,017人に比べ、166人(2.8%)増加した。 合格者を学歴別にみると、大学院788人(12.7%)、大学卒1,498人(24.2%)、大学卒見・在・中退3,722人(60.2%)、その他175人(2.8%)。合格者の出身大学数は265校で、国立75校、公立37校、私立153校となっている。 専門職試験は、皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)と法務省専門職員(人間科学)採用試験、財務専門官採用試験、国税専門官採用試験、労働基準監督官採用試験、航空管制官採用試験の合格者が発表された。 皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)は、採用予定数23人に対し、申込者数2,307人、合格者数44人で、倍率は52.4倍。 法務省専門職員(人間科学)採用試験は、採用予定数216人に対し、申込者数2,405人、合格者数350人で、倍率は6.9倍。 財務専門官採用試験は、採用予定数140人に対し、申込者数5,032人、合格者数488人で、倍率は10.3倍。 国税専門官採用試験は、採用予定数1,072人に対し、申込者数16,510人、合格者数2,834人で、倍率は5.8倍。 労働基準監督官採用試験は、採用予定数200人に対し、申込者数4,991人、合格者数388人で、倍率は12.9倍。 航空管制官採用試験は、採用予定数84人に対し、申込者数1,315人、合格者数97人で、倍率は13.6倍となった。 なお、食品衛生監視員採用試験の最終合格者については、8月26日(火)に発表予定。