2014年にもっとも話題や注目を集めた商品は「アナと雪の女王」であると11月27日、電通総研が発表した。「2015年の有望商品ランキング」1位には「電気自動車」が選ばれた。博報堂生活総合研究所による「今年のときめきランキング」1位は「特別列車旅行」だった。 電通総研のランキングは、事前調査などで抽出した約130の商品・サービスについて、全国20~69歳の男女を対象にアンケート調査・集計したもの。 「2014年の話題・注目商品ランキング」は、1位「アナと雪の女王」、2位「しゃべる『ゆるキャラ』」、3位「東京スカイツリー」、4位「クローズドなコミュニケーションアプリ(LINEなど)、5位「妖怪ウォッチ」。子どもたちから絶大な人気を誇る「アナと雪の女王」と「妖怪ウォッチ」は、今年初登場となった。 「今後の流行」に焦点を絞って集計した「2015年の有望商品ランキング」は、1位「電気自動車(燃料電池車も含む)」、2位「3Dプリンター」、3位「格安スマートフォン」、4位「国産ジェット機」、5位「4Kテレビ」。電通総研では「ポジティブ発想で明るい気持ち・前向きな気持ちにしてくれる消費が動いている」と分析している。 一方、博報堂生活総研の「今年のときめきランキング」は、2014年に生活者が関心を示したと思われるモノやサービス、コンテンツ事例(ヒット商品)について調査・分析したもの。 1位には、移動手段である列車で質の高い旅行体験が味わえる「特別列車旅行」が選ばれた。2位は「3Dプリンター」、3位は「USJ『ハリー・ポッター』」、4位は「高音質音楽プレーヤー」、5位は「ソチ五輪」。21位には「格安スマホ」、28位には「映画『アナと雪の女王』」が入った。◆2014年の話題・注目商品ランキング1位:アナと雪の女王2位:しゃべる「ゆるキャラ」3位:東京スカイツリー4位:クローズドなコミュニケーションアプリ(LINEなど)5位:妖怪ウォッチ6位:スマートフォン7位:実名登録制SNS(Facebookなど)8位:ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター(USJ)9位:コンビニの本格コーヒー10位:ロボット掃除機◆2015年の有望商品ランキング1位:電気自動車(燃料電池車も含む)2位:3Dプリンター3位:格安スマートフォン4位:国産ジェット機5位:4Kテレビ6位:終活7位:スマートウォッチ8位:カーシェアリング9位:公衆Wi-Fi10位:ウェアラブルカメラ(装着型カメラ)◆今年のときめきランキング1位:特別列車旅行2位:3Dプリンター3位:USJ「ハリー・ポッター」4位:高音質音楽プレーヤー5位:ソチ五輪6位:超大型ショッピングモール6位:車内が広い軽自動車8位:消せる色えんぴつ9位:携帯電話の格安通話10位:SIMロックフリー端末