佐賀県がいじめサインに気づくための「親のふり返りシート」改訂版を作成

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親のふり返りシート
  • 親のふり返りシート
  • いじめサインの発見シート
  • 健やかな成長を育むための親の心構え
  • 佐賀県教育委員会のホームページ
 佐賀県は「いじめ重点対策」の一環として、子どものサインに気づくための「親のふり返りシート」を作成しているが、今回内容を改訂。家庭において、子どもの発するさまざまなサインに気づく手掛かりとして活用できる。シートは県のホームページからダウンロードできる。

 シートは、平成19年に作成されたが、今年11月に相談機関を一部改訂し、さらに12月に記載内容を変更した。家庭での子どものちょっとした様子の変化からいじめのサインに気づき、いじめの早期発見をするとともに、日ごろから子どものサインに気づくための「親子関係のふり返り」を目的に利用できる。

 シートは、A4版のカラー6ページ。「いじめのサイン発見シート」の言動のチェック項目では、「家においているお金や、家族の財布からお金がなくなることがある。お金の要求が増える」「インターネット(携帯電話・スマートフォン・パソコンなどの情報機器)を気にする」「不自然に明るく振る舞っているように見える」など9項目。

 生活の項目では「眠れない日が続いたり、夜うなされたりする」、友達の項目では「友達からの電話に『どきっ』とした様子を見せる」、学校の項目では「保護者会、個人面談で何を話したかを過剰に気にする」など、細かく記載している。

 さらに、子どもの親しい友だちの名前、小遣いの使い方、放課後にどこで遊んでいるかなど日ごろの様子を把握しているかのチェック項目のほか、親自身の思いを子どもにアピールしているかの項目も。例えば、「あなた(子ども)のことを大事に思っている(愛している)」ということを言葉や態度で示している」「頑張ったことや良いことをほめている」「子どもが話してきたらよく聞くようにしている」など、当たり前のようで気づかない親の行動を再確認することができる。

 近年問題になっている「ネットいじめ」についても触れており、インターネットの使い方やマナーを教え、利用状況を把握することを勧めている。同県ではシートを、家庭では「親のかかわり方をふり返り子どもの成長を見つめるために」、学校では「学級懇談会などで担任と保護者が子どもたちを見つめて話し合う手掛かり」として活用してほしいという。
《田中志実》

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